アリゾナからの贈り物

2009.02.25 Wednesday

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    今年の正月にアリゾナから友人が訪ねて来た。5年ぶりの再会となったが、驚いたことがある。それは彼の肩書きだ。

    出会った時は、サンタフェのギャラリーオーナーだったけれど、それが Dr of Oriental medicinつまり漢方医としての資格を取り、スコッツデールでクリニックを開業しているとのこと。

    しかもアメリカ人が良く来るので、クリニックはとても忙しいのだそうだ。そこで彼が来院するアメリカンに勧めているのが玄米ジュースなのである。

    西洋医学で治らない身体の調子をアメリカンが漢方で整えて行く。それにはこの玄米ジュースは効果が大きいらしい。美容とダイエットにも効くし、ビタミンたっぷりなので体調も良くなると人気があるよと話していた。

    東京で彼と話している時に、日本で古くからある玄米のおかゆがそんなに身体に良いとは知らないので、ぜひアリゾナに戻ったら送ってくれと頼んでみた。そして二月の半ばに届いたアリゾナからの贈り物。想像していたものよりドロッとしているが、確かに栄養がありそうだった。

    届いた玄米ジュースはブラウンシュガーで味付けしてあり、飲み易く美味しいもので、これならアメリカでも流行るかも知れない。


           「ブラウンシュガーの色で少し茶色になっていた」

    彼はこれを毎週末に作り、患者さんに渡しているとのことだった。この他にラ・フランス味が好評だそうで、日本でもダイエットするならこの玄米ジュースがお勧めだ、と絶賛していた。アリゾナでその効果は実証済みなので、近々このジュースを商品にすると意欲を燃やしていた。

    そういう所はさすがにアメリカンな感じだが、世界の日本食ブームがいよいよ健康食品にも及んできている前兆かも知れない。とすれば、大当たりする可能性もあながち夢物語とはいえないかもね。

    アリゾナクルージング

    2007.10.05 Friday

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      「砂漠の夕焼け」
       沖縄が好きということと、アリゾナの砂漠が好きというのはどうしてか、とよく聞かれるのだが、自分でもよく分からない。強いて言えば、どちらも風の音しか聞こえない場所であることと、暑いことだろう。しかし、アリゾナの暑さは半端ではない。平気で夏は42度を超える。でも湿度が2、3%しかないので、日陰に入ればなんとかしのげる。


       さて、撮影に出る時は、前夜から1リットルの水を入れたペットボトルを冷凍庫に入れて凍らせる。それを2本、車に用意してから出かけるのだ。午前中に1本、午後に1本冷たい水が飲める。このアイディアが成功した時は、みんなに教えたくなる程嬉しかったのだが、アリゾナの知人は素っ気な無かった。「コンビニで冷たい水買えば良いのさ」とにべもない。


       僕の行くところは、コンビニなんて無いから買えるわけはない。でも彼らは、エアコンの効いた部屋の中にいるので、暑いのを忘れているに違いない。そんなことしてるとアメリカは滅びるよと脅してみるが、へらへらと笑われてしまう。


       ときどき、アリゾナ北部のホピ族のリザベーションに遊びに行く。岩だらけの土地にへばりついたようなアドービの家が点々と見える。昔ながらの家なのでエアコン等要らないのではと思っていたら、大間違いだった。ネイティブたちもエアコンの快適さには勝てなかったようだ。パクッ

      モーテルの旅

      2007.10.04 Thursday

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        「アメリカンモーテル」
         ブログを始めた時はアリゾナのサボテンの話をしていたのに、気がつけば沖縄のことばかり書いている。沖縄好きなので仕方が無いけれど、そろそろアメリカの話もしておきたい。写真は僕がアメリカを撮影して歩く時に利用するモーテルの看板だ。上の写真はルイジアナ州のモーテル、下の写真はアイオワ州のモーテルである。泊まったモーテルの看板と部屋の中、そして料金を記録してある。


         当時の撮影ノートを読み返してみたら、アメリカ各地のガソリンの値段も書いてあった。それによるとテキサス州が一番安い。当時の価格では、1ガロンが$1.5程度だ。つまり1ドル116円で計算すると、4リットルで180円位になる。安いよねぇ。でも目的地までの距離が長いので、すくガソリンタンクが空になる。結局なんども給油することになるので、感覚的には日本と同じ位ガソリン代を使うことになった。


         ガソリンは北に行くほど高くなり、カナダは予想していたよりも高かった。彼らにとってはガソリン代の高騰は我慢できないことだろう。日本でも同じだが、日本の場合は税金が高いのでいざとなったら、少しは調整できるような気がする。


         あちこちのモーテルを泊まり歩いていると、良いモーテルと危ないモーテルが見えて来る。その見分け方はそのうちに披露するとして、最近のモーテルのオーナーはインド・中東系が多くなった。彼らはしたたかなので、いきなり値段の交渉から難航する。日本人と分かると吹っかけてくるからだ。とても疲れるが、彼らの言いなりになると次ぎに泊まる日本人が迷惑するので、頑張って値切ることにしている。日本人なめたらあかんぜよ!と言いたい時もある。パクッ

        中川村でトークショウをします。

        2007.07.22 Sunday

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          中川村 「中川村フライヤー」
           今週の28日の土曜日に、長野県中川村でトークショウをやることになった。カラクリイラストレーターの塩浦信太郎さんと二人です。僕と塩浦さんとはネイティブアメリカンつながりで、二人ともアリゾナに関わりが深いので、サボテンの写真をスライドで見ながらいろんな話をする予定でいる。トークショウのあとに、杏里の楽曲に深く関わっている小倉泰治さんの立ち上げたバンド、Meiden Earthがライブを行う。ピアノとフルートとベースとパーカッションのシンプルな構成は、豊かな自然環境の中で演奏したいという小倉さんの発想から生まれたと聞いているので、今から楽しみにしている。
          SAGUARO BOOK「手作り写真集・SAGUAR BOOK」
          トークショウに先立って、村の文化センターで写真のワークショップもすることになっている。ここでは写真を撮って、ポストカードを作るところまでやってみたいと思っているのだが、はたして上手く出来るかどうか心配だ。子供たちがデジタル写真を楽しんでくれれば大成功なのだが・・・。
          ところで写真の本は、「とみやまデジタル100シリーズ」というワンテーマ100部限定の手作り写真集である。一部1500円で販売している。写真展やイベントの時の会場販売用に自分でデザインからプリント、製本までして作った。一人で自由に作る楽しさがあり、これからテーマをどんどんん広げていこうと思っている。

          サンタフェに向かう(3)

          2007.07.07 Saturday

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            嵐に遭い、だいぶペースを落として運転したので、ニューメキシコ州ギャラップに着いた頃には、夕方になっていた。
            ここからなら約3時間でサンタフェに着ける。でも、安いモーテルを見つけたので、一泊することにした。サンタフェは人気観光地ゆえにホテルもモーテルも割高になっている。
            Sunset Motel$12.25の看板に目がくらんだのだ。モーテルの受付に行くと、インド系の小男が出てきた。$12.25の部屋はあるのかと聞くと、あれは65歳以上のシルバープライスだというではないか。結局、$29.95の料金で二人泊まることになった。その部屋の写真がこの写真である。窓も閉まらず、トイレのドアも閉まらないという最低の部屋だった。
            しかし、安モーテルオーナーにこのインド系が多いこと。日本人と見ると料金を吹っかけてくる。言いなりに払うのは癪に触るので、料金交渉するのだがかなり疲れる。

            サンタフェに向かう(2)

            2007.07.06 Friday

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              R87の虹
              そのときの写真がこれだ。
              雷と虹をくぐり抜けて、ようやくインターステート40号線に出た。この道は、HOPI族とNAVAJO族のリザベーションの南側に沿って走る。岩と砂漠の雄大な風景の中に続く一本道は、とても単調なので油断をすると眠くなってしまうが、僕はこの風景は結構好きだ。
              以前HOPIの友人を訪ねたおりに、面白いものを見せてやると連れて行かれた場所がこの近くにあるのだが、そこでは沈む太陽とのぼる満月を同時に見ることが出来た。素晴らしい経験だった。

              サンタフェに向かう

              2007.07.06 Friday

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                R87の稲光り
                アリゾナ州・フェニックスからニューメキシコ州・サンタフェへ遊びに行く時のことだった。のんびり走れば約10時間ぐらいで到着するはずと、軽い気持ちで出かけたのですが、アメリカの大地は広い。出発してすぐ雷雨が襲ってきた。快晴だった空が真っ黒になって、すぐに大粒の雨がフロントウィンドウを激しく叩き付け、視界は最悪だ。目の前では盛んに稲妻が走っている。休むところも見つからないので、スピードを落として走り続けていると雨があがり、空には大きな虹がかかっている。

                こんな日も

                2007.07.05 Thursday

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                  ソノラデザートの夕焼け
                  砂漠の中でカメラを担ぎながら、SAGUAROサボテンの写真を撮っていると、周囲から聞こえてくるのは虫の声や鳥の鳴き声、それから風の音ぐらいのものである。自然の中に生きているのだなぁとつくづく感じさせられるのだ。廻りに何も無いので空を大きく感じてとても気持ちが良い。猛暑も夕刻には過ごし易くなり、西の空に太陽が沈む時になると、空気がきれいなせいか素晴らしい夕焼けが現れる。
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