スポンサーサイト

2022.09.20 Tuesday

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    今帰仁城趾の水牛オジィ

    2007.07.31 Tuesday

    0
       「名物だった水牛オジィ」
       先日、宝島社の「田舎暮らしの本」取材を兼ねて、しばらくぶりで今帰仁を訪れた。今帰仁城趾はすっかり整備されていて、道に迷ってしまった。二十数年前に訪れたときは、まだ整備されてなかったので、城趾の入り口には土産店の粗末な建物がバラーッと並んでいた。ほんとに田舎の観光名所という雰囲気だった。


       当時は4×5カメラを担いで沖縄を歩き回っていたので、早速写真を撮ろうと歩いていたら、水牛に乗ったオジィに声をかけられた。写真を撮るという。いいよと気軽にカメラを
      セットしたら、「お前が水牛と一緒に写るんだよ、1枚500円」とのこと。これには驚いた。いやいやオジィが水牛に乗ったところを、僕が撮るからと説得して、撮影したのがこの写真である。ちなみに、タバコ代300円を払いましたよ。


       さてそのオジィも数年前に亡くなったそうである。見違えるように立派になった今帰仁城趾の観光センターを、オジィは見ることができたのだろうか。

      新宿伊勢丹のオリオンビールフェスタ

      2007.07.31 Tuesday

      0
        「All Japan Goith チョメとエンナ」
        4日ぶりの投稿でぇす。長野県中川村で写真のワークショップとサボテン「棘棘」トークをしてきました。「ディエニイ」(ナバホ語で聖なるものの意味)というイベントの一環です。とても楽しいイベントでした。中川村もとても良いところで、みなさんも一度行かれて見てはいかがでしょう。11月に友人たちと、中川村で鹿料理を食べるツアーを決めてしまいましたよ。
         さて、そのイベント翌日、29日には新宿伊勢丹のオリオンビールフェスタでAll Japan Goith、ホイフェスタ、ドゥーナッツ、アフロマニアなど沖縄のミュージシャンたちの演奏があります。楽しみなので、朝早く中川村を出て中央道を走っていると、雷雨のなかに飛び込んでしまいました。東京についてもこの雲から抜け出せず、土砂降りの中を必死に新宿に向かいます。それでなんとか3時に伊勢丹に着いたのですが、やはり「カミナリ」でライブが中断していました。四時半にライブ再開、僕達もテーブル席で、オリオンビールに泡盛まで持ち込み、沖縄料理を肴にしながら彼等の音楽を堪能しました。トリに登場したAll Japan Goithはさすがのライブでした。会場のみんなを総立ちにさせ、締めのオリオンビールの歌をみんなで歌ったころには、ぼくはすっかり出来上がっていました。毎年この伊勢丹屋上でかれらのオリオンビールの歌を聴くと夏がキタァー晴れという気持ちになりますね。

        石垣島で残念なことが・・・

        2007.07.27 Friday

        0
           「久宇良サンセットビーチ」
           あーあ、やっぱり誰かがやるんだなぁ。僕が石垣島で、一番きれいな浜だと思っていた久宇良地区の浜が、ある日いきなりサンセットビーチと名付けられて重機で整地され、とって着けたような駐車場と売店のある浜に変わっていた。この辺りの浜は水質がきれいで、冬になるとオバァやオジィたちがアーサ採りに来ている浜である。石垣島は観光客の増加と、6年後だか7年後にオープン予定の新空港で一山当てようとする思惑が渦巻いている。だから、その流れに引っ張られた開発だなぁと見えてしまう。
           のんびりした村の隅っこにある浜辺でとても良い雰囲気だったのに、中途半端な開発でどっちらけだ。いまはまだ、浜の一部だけなので、僕は南側の方から入るようにしているが、いずれこの辺りも開発されるかも知れない。それにしても石垣島の開発熱は凄まじい。
          そろそろみんな頭冷やした方が良くはないのか。

          石垣島の秘密のビーチ

          2007.07.27 Friday

          0
            この写真の石垣島のビーチは、全国からサーファーが集まってくるあるポイントなのだ。しかし、残念ながら場所は教えられない。とても波が荒く、危険な場所でもあるようで、ヘリコプターで巡回監視しているときもある。ここを見つけられたのも、全くの偶然だった。周囲に何もない海沿いの道に、何故か車が止まっていた。
            故障でもしているのかと思い、声をかけようと車を降りたら、茂みの中からサーフボードを担いだ若者が現れたのだ。急峻な崖にある森の中を歩いて浜に出てサーフィンするのだとか。僕も行ってみた。それが上の写真である。

             砂浜というよりも、珊瑚や貝殻が堆積した浜になっている。沖縄の海岸で、大きな貝殻の拾えるところは数少なくなってきているけれども、ここは貝殻集めに良さそうな浜らしい。もっともサーファーは、貝殻より波の方に興味があるらしく(当たり前か)海を見つめていた。どうしてもこの場所を知りたい人のために、ヒントを一つ。屋良部崎の見えるところです。

            ビーチガイドにない浜辺へ

            2007.07.26 Thursday

            0
              「西表島鹿川湾の浜」
               前回は西表島での体験を紹介したが、実は僕にとってこの島は苦手な島の一つなのだ。沖縄取材のトラブルに巻き込まれるのは、だいたい西表島、与那国島、波照間島の三つに集中している。その理由は、南の島の太陽のように、強烈な個性の持ち主が多い島だからと思う。別のいい方をすれば、偏屈な人が島に移住してきている。なので、最近はきわめて慎重に取材するようになった。僕も少しは学習したのだ。
              西表島のビーチ そんな西表島で見つけたフキガワラの浜への入り口は、大きな岩の割れ目から入っていく。その風景が亜熱帯のジャングルを思い起こさせるのだ。沖縄の中でも本当に継ぐ2番目に大きな西表島は、手つかずの原生林が島の90%を占めている。島の海沿いには、上の写真の浜のように原生林を歩き続けなければ辿り着けない浜がたくさんある。それこそとっておきのビーチなのだ。しかし、驚いたことにそんな楽園ビーチに住み着いている仙人のような人たちがいる。その話はまたの機会に。

              ビーチへ続く道を見つけると・・・

              2007.07.26 Thursday

              0
                 「西表島」
                 ビーチ探しの旅を続けていると、だんだんと勘が働いてくるようになる。それは、この辺りにビーチへの入り口があるはずだ、と探すと必ず獣道のような、わずかに細い道にぶつかり浜辺へと出られる。一気に視界が開け、海が見えるとヤッターと思う。自分でも単純な奴だ、と少々恥ずかしいが、この開放感は結構楽しいのだ。そうかと思えば、西表島の南風見田の浜のように、島の一周道路の端っこで、労せず見つけられたりする。
                 そうそう、この南風見田の浜の時は感動したことがあった。朝早く着いたので、太陽が逆光になっていた。太陽の位置が変わるまで、しばらく車の中で待つことに。静かにしていると、何やらがさがさ音がして森の中から大きなものが飛び出してきた。きれいな鳥だった。緑色のアヒルぐらいの大きさだった。ガラス越しだけれど1メートルぐらい先にいて、丸い目でじっとこちらを見ている。ぼくは固まってしまった。動いたら逃げて行くだろう。ぼくもじっと見つめ続けた。
                 こんなに鮮やかな緑色の鳥は見たことがない。なんていう種類なのだろうか、考えているうちに彼はまた森に戻って行った。野生の大きな鳥と出会う機会なんて滅多にないので、西表島のワイルドライフに感動したのだった。

                森と隠れ家ビーチ

                2007.07.25 Wednesday

                0
                  「東村のスクバマ」
                  前回は僕の好きなお座敷ビーチの話をしたので、その続きです。沖縄本島のヤンバルにある東村は、女子ゴルフの藍ちゃんの出身地として有名だ。村の郵便局には藍ちゃんの切手も以前置いてあったぐらいである。村の誇りなのだ。日本一のパイナップル村もこの村である。村の入り口にそう書いてあった。一般的に沖縄本島の北東海岸側は、珊瑚礁の発達がいまいちで、良いビーチが少ないのだが、東村には良いイチャンダビーチがある。その一つがこの「スクバマ」だ。海岸の際まで写真のように、亜熱帯の森が元気に迫っている。おかげでビーチにいても静かなのだ。鳥のさえずりと波や風の音ぐらいしか聞こえてこない。砂も豊富で歩くとふかふかしている。良いビーチの条件とは、砂のきめが細かく、白くて豊富なことである。人だらけのビーチに不満のある人にはお勧めなので、ビーチ上級者?向けの隠れ家ビーチといえる。

                  砂を踏むヨロコビ

                  2007.07.25 Wednesday

                  0
                      容赦なく照りつける沖縄の太陽のしたで、カメラを担ぎヨタヨタとビーチを探しながら島めぐりをしていると、思わずホッとするビーチに出くわすことがある。人によって好みが違うように、ビーチにも個性があり、自分の感性にあうビーチに巡り会えた時などがそうだ。僕の場合は、周囲から隔絶された小さな砂浜を見つけたときがうれしい。名前なんて付いてない小さなビーチ。それを僕はお座敷ビーチと呼んでいる。もちろん誰の足跡もない。そこに初めて付ける足跡が気持ちよいのだ。変な趣味かもしれないが、足跡のない雪の上に、初めて足跡をつける時に似ているかも知れない。これまでで一番気持ちが良かったのは、波照間島の空港近くにあるお座敷ビーチだ。ずっと続くアダンの林と、珊瑚石灰岩の岩場をとおり抜けてようやくたどり着くビーチ、いや砂浜だ。 左右と後ろは岩に囲まれ、視界は目の前の東シナ海の荒波だけ。一人でいると妙に落ち着く場所だった。

                    沖縄で見つけた穴場!

                    2007.07.24 Tuesday

                    0
                      「読谷都屋魚港のいゆやー」
                      「いゆやー」とは魚屋さんのことである。読谷は那覇から離れているので、あまり知られていないが、とても良いビーチが幾つかあり、特に東シナ海に沈む夕陽を眺めるには絶好のポイントもある。皆さんがよく知っているのは、工芸団地だったり、像の檻と呼ばれる米軍の無線施設だったりする。でも今日の話は、都屋漁港にあるいゆやーのこと。漁港の中にあり穫れたての魚が安く買えるので、船の帰港時間に合わせて地元の人たちが現れる。この漁港の特徴は比較的近場で漁ができるので、より新鮮な魚が手に入るのだそうだ。なので、牧志公設市場とはまた違った光景が見られるのが面白い。みじゅんと呼ぶ小魚のフライの揚げたてを食べられたり、珍しい魚も並んでいる。ビーチに飽きたら、ドライブがてらに都屋港に出かけるのも良い。読谷の知人が教えてくれた、変わった夕陽ポイントが近くにあるので、もし夕陽が見たくなったら行ってみると良い。それは米軍のトリイステーションのビーチ、なぜかこの基地だけは砂浜が日本の領土らしい。だからビーチに入ってもおとがめ無しとのこと。次ぎに沖縄へ行った時に試してみようと思っている。乞うご期待!

                      那覇に最も近いビーチ

                      2007.07.24 Tuesday

                      0
                         「波の上ビーチ」
                        那覇といえば、東京とそれほどかわらない都会である。ぼくなど離島取材を2週間もしていると、那覇に戻った時に、都会の快適さにほっとすることもあるのだ。
                         左の写真の崖の上にあるのが波の上宮である。ここは新年を迎えると初詣のウチナンチュたちで一杯になる。沖縄の信仰は先祖崇拝が主で、重要なのはお盆。神社にお参りに行く姿は何か不思議な感じもする。これも、沖縄ヤマト化の一つなのだろう。
                         さて、波の上ビーチだ。埋め立てした海岸まで開発されている沖縄の大都会、那覇の整備された市民憩いのビーチである。ビーチは波の上宮の左右に分かれていて、南側のビーチは、ようやく整備が終わり昨年から再オープンされ、入れるようになった。牧志公設市場から歩いて20分くらいで行ける、那覇市民御用達のビーチである。休日はもちろん、平日だって夕方になると散歩にくる人々や、学校帰りの学生やスポーツをする人々が集まってくる。僕の定宿が近くなので、時々ビール片手にここでまったりしている。バイパスの橋は、元気な学生が度胸試しで飛び込んだりするらしい。目障りだが、男子学生の通過儀礼として役に立っているなら仕方がない。二枚の写真のビーチは北側の波の上ビーチだ。

                        鳩間島のアカバナ

                        2007.07.23 Monday

                        0
                          「アカバナ」
                          先日紹介した鳩間島の続きです。大工さんご夫婦が経営する「まるだい」という民宿がTVドラマの瑠璃の島の舞台になった話をした。そこの名物おじぃの話だ。おじぃが言うことには、鳩間島の浜辺の名前は俺がつけたんだという。その証拠に大工の浜があるというではないか。それでは見てみようという事になって、軽トラックで連れていってもらう事になった。しかし、途中で話は妙な方に向かった。おじぃが今晩の刺身は、お前がこれまで食べた事のないような島ダコを食わせるという。それで、おじぃは島ダコ獲りに、ぼくは大工の浜を見にいき、夕方民宿で待ち合わせる事になった。ところが、おじぃはなかなか帰って来ない。おばぁも心配し始めた頃に、裏口からそっと入ってきた。「おじぃどうだった」と声をかけると、「今日はちょっと潮が悪い」とのこと。坊主だったのだ。しおらしくしているのがなんだか可愛い。おばぁに文句を言われながらも、明日は獲れると強がっていた。でも、おばぁには勝てないさぁ。頑張れおじぃ!
                          おじぃを待っている間に「まるだい」の庭で撮ったのがこのアカバナの写真である。とても気に入っている一枚だ。おじぃのくれた時間に感謝である。

                          沖縄本島人気人工ビーチ

                          2007.07.23 Monday

                          0
                            トロピカルビーチ「トロピカルビーチ」
                            那覇から30分、宜野湾にあるこの人工ビーチは市街地に近いだけあって、いつも人影が絶えない。隣には野外音楽堂やコンベンションセンターがある。夏フェスやイベントなどの時は、時間待ちのミュージシャンたちが、浜辺でスタッフとフットサルをしていたりする風景もみられる。週末になるとビーチパーティを楽しむウチナンチュで大騒ぎだ。
                            サンセットビーチ  「宜野湾野外音楽堂」
                            左は「サンセットビーチ」
                            サンセットビーチは北谷の再開発地域に作られた人工ビーチである。インディーズバンドの路上ライブが行われる若者に人気の商業施設もあって、昼夜関係なく人が集まる地域にあるビーチだ。それからここは、特に基地が近いせいで、米軍関係者が多い。隣のアラハビーチも整備されたビーチなので、米兵ファミリーが子供と遊ぶ光景がいつも見られる。これが基地関係ではなく、観光客としての風景になれば歓迎できるけれど、子供と戯れる米兵を見ながら、僕はいつも複雑な気持ちになってしまう。