伊是名島のビーチ
2007.09.30 Sunday
「マッテラの浜」
せっかく伊是名島へ取材に行ったのに、伊是名島のビーチを紹介していないことに気がついた。沖縄ビーチフォトグラファー としては面目が立たない。ということで、伊是名島にたくさんあるビーチの中から、2つ紹介します。
一つは写真の「マッテラの浜」。ここからはアギギタラと海ギタラがよく見える。とてもきれいなビーチだ。伊是名島名所に「アギギタラ」と「海ギタラ」という奇岩が、二見ケ浦にある。ギタラというのは岩という意味の島クゥトゥーバだ。アギは丘とか陸という意味だそうである。
「伊是名ビーチ」
二つ目は伊是名集落にある伊是名ビーチだ。ここは設備が整備されているので、子供を連れたファミリーにも便利なビーチである。遠浅で珊瑚礁が発達しているからきれいな海になっている。離島ならではの美しい海である。この集落の赤瓦の家々は珊瑚の石垣に囲まれ、とても美しい。海で遊ぶのに飽きたら、集落を散歩すると良い。沖縄の風景の美しさに感動するはずだ。
せっかく伊是名島へ取材に行ったのに、伊是名島のビーチを紹介していないことに気がついた。沖縄ビーチフォトグラファー としては面目が立たない。ということで、伊是名島にたくさんあるビーチの中から、2つ紹介します。
一つは写真の「マッテラの浜」。ここからはアギギタラと海ギタラがよく見える。とてもきれいなビーチだ。伊是名島名所に「アギギタラ」と「海ギタラ」という奇岩が、二見ケ浦にある。ギタラというのは岩という意味の島クゥトゥーバだ。アギは丘とか陸という意味だそうである。
「伊是名ビーチ」
二つ目は伊是名集落にある伊是名ビーチだ。ここは設備が整備されているので、子供を連れたファミリーにも便利なビーチである。遠浅で珊瑚礁が発達しているからきれいな海になっている。離島ならではの美しい海である。この集落の赤瓦の家々は珊瑚の石垣に囲まれ、とても美しい。海で遊ぶのに飽きたら、集落を散歩すると良い。沖縄の風景の美しさに感動するはずだ。
海洋博記念公園!?
2007.09.29 Saturday
「水族館のじんべえざめ」
「いやぁ、懐かしい!」海洋博跡地にできた公園近くを通るたびに、海洋みどり館でアルバイトをしていた頃を思い出す。まだまだのんびりした風景が広がっていた。美ら海水族館が出来てからは、1年間に300万人もの人が入場するようだ。海洋博の入場者数は、確か340万人だったと思う。当時、一発当てようとしていた人たちも、この数字を見たらびっくりだろう。毎年が博覧会と同じ観光客数が集まるのだから。今でもチャンスがあるさぁ。じんべぇざめにお礼を言わなければならないね。
本部半島の突端にある公園周囲の風景は、当時とそんなに変わったようには感じないが、名護市街地周辺は大きく変わっている。皆さんご存知だろうが、観光バスの停まる観光施設がいくつも出来た。パイナップルやヘゴやガラスといった沖縄特産品を中心にした土産物店だね。何度か入ってみたけれど、パッとしないなぁ。なんだかいつも熱気が感じられない。店から出るとテンションが下がってしまう。回復するのに時間かかるんだよぉ。
もちろん那覇も変わったけれど、沖縄に来る度感じるのは那覇空港周辺と名護の様子がどんどん変化していく事だ。なんだか無秩序に変化するようで見ていて怖い気がする。先日も空港で大掛かりな土木工事しているので、タクシーの運転手に何の工事かと聞いたら、「海中トンネル作っているよ」とのことだった。便利になるねぇと話したら「だからよぉ」と一言。
「いやぁ、懐かしい!」海洋博跡地にできた公園近くを通るたびに、海洋みどり館でアルバイトをしていた頃を思い出す。まだまだのんびりした風景が広がっていた。美ら海水族館が出来てからは、1年間に300万人もの人が入場するようだ。海洋博の入場者数は、確か340万人だったと思う。当時、一発当てようとしていた人たちも、この数字を見たらびっくりだろう。毎年が博覧会と同じ観光客数が集まるのだから。今でもチャンスがあるさぁ。じんべぇざめにお礼を言わなければならないね。
本部半島の突端にある公園周囲の風景は、当時とそんなに変わったようには感じないが、名護市街地周辺は大きく変わっている。皆さんご存知だろうが、観光バスの停まる観光施設がいくつも出来た。パイナップルやヘゴやガラスといった沖縄特産品を中心にした土産物店だね。何度か入ってみたけれど、パッとしないなぁ。なんだかいつも熱気が感じられない。店から出るとテンションが下がってしまう。回復するのに時間かかるんだよぉ。
もちろん那覇も変わったけれど、沖縄に来る度感じるのは那覇空港周辺と名護の様子がどんどん変化していく事だ。なんだか無秩序に変化するようで見ていて怖い気がする。先日も空港で大掛かりな土木工事しているので、タクシーの運転手に何の工事かと聞いたら、「海中トンネル作っているよ」とのことだった。便利になるねぇと話したら「だからよぉ」と一言。
おふくろの味なのだ。
2007.09.27 Thursday
「ポーク玉子定食」
スパムメールの語源になった、スパムのポークランチョンミートの消費量日本一は沖縄である。世界的にも一つの地域でこんなに消費するところは珍しいはずだ。だから先日、デンマーク政府から、ランチョンミートをよく消費しデンマークの経済に貢献している、として沖縄県が表彰されたらしい。沖縄でのポークランチョンミートの人気は、スパム派とチューリップ派に二分されている。ぼくはどちらでも構わないが、沖縄の友人Tは、チューリップのポークランチョンミートでなければ怒りだす。毎朝母親が作ってくれた、ポークと玉子の入ったおにぎりを食べ、学校に通っていたのでこだわりがあるらしい。いわばおふくろの味なのだ。
まぁ分からないでもないが、ちょっと大人げない気もする。両面をこんがり焼いたポークランチョンミートは、ちょっと塩味がきいてご飯との相性は抜群だ。スパムでもチューリップでも、どちらも美味しい事に変わりはない気がするのだが・・・。
ポーク玉子定食は、沖縄ならどこの食堂でも置いてあるメニューと思っていたが、案外置いてあるところは少ない。写真の定食にはソーキそばがついていて、ボリュームたっぷりで700円と格安である。伊是名島のオバァのやっている食堂で注文した物だ。オバァの優しい味がするけれど、スパムなのかチューリップなのか誰も当てられない。まぁ安くて、美味しくて、栄養があって、安全な食べ物ならどんどん食べれば良いさぁ。
スパムメールの語源になった、スパムのポークランチョンミートの消費量日本一は沖縄である。世界的にも一つの地域でこんなに消費するところは珍しいはずだ。だから先日、デンマーク政府から、ランチョンミートをよく消費しデンマークの経済に貢献している、として沖縄県が表彰されたらしい。沖縄でのポークランチョンミートの人気は、スパム派とチューリップ派に二分されている。ぼくはどちらでも構わないが、沖縄の友人Tは、チューリップのポークランチョンミートでなければ怒りだす。毎朝母親が作ってくれた、ポークと玉子の入ったおにぎりを食べ、学校に通っていたのでこだわりがあるらしい。いわばおふくろの味なのだ。
まぁ分からないでもないが、ちょっと大人げない気もする。両面をこんがり焼いたポークランチョンミートは、ちょっと塩味がきいてご飯との相性は抜群だ。スパムでもチューリップでも、どちらも美味しい事に変わりはない気がするのだが・・・。
ポーク玉子定食は、沖縄ならどこの食堂でも置いてあるメニューと思っていたが、案外置いてあるところは少ない。写真の定食にはソーキそばがついていて、ボリュームたっぷりで700円と格安である。伊是名島のオバァのやっている食堂で注文した物だ。オバァの優しい味がするけれど、スパムなのかチューリップなのか誰も当てられない。まぁ安くて、美味しくて、栄養があって、安全な食べ物ならどんどん食べれば良いさぁ。
ニンニクと味噌汁の相性は?
2007.09.25 Tuesday
「食堂ちえの味噌汁定食」
「美味しい味噌汁あるから食べに行こうねぇ」と北部住宅サービスの仲里社長に誘われて食べに行ったのが、本部の伊豆味にある「ちえ食堂」だった。知ってる方も多いと思うが、沖縄の味噌汁は具沢山でそれだけでおかずになる。ちえ食堂の味噌汁はレタスがたくさん入っているのが特徴で、他にブタ肉や豆腐が豊富にはいり、底の方には卵が恥ずかしそうに沈んでいる。この卵を残ったご飯にかけ、ちょっと醤油をたらして食べるのが僕のやり方だ。これで完璧な味噌汁ワールドに浸れるのである。ジュルジュル
「食堂ちえ入り口」
ところで、このちえ食堂にはもう一つ大きな特徴があった。テーブルの上にニンニクをすりおろした瓶が必ず置いてある。これは、味噌汁にニンニクを入れるためなのだ。仲里社長がおもむろに瓶をつかんで味噌汁にニンニクを入れ始めた時はびっくりした。しかし、郷に行ったら郷に従えである。ぼくも真似して入れてみた。なんとこれがあうのだ。
しかも病み付きになりそうなほど美味いのである。これは、B級グルメファンなら試してみても良いと思うよ。
「混雑する店内」
ちえ食堂の営業時間は11時半から4時までだそうで、12時前にはいつも常連客で満杯になるらしい。昼時を外せば比較的に空いているようだから観光客でも入れる。でも観光客はほとんどいない。みんな近くにある山原そばの方に行くからね。なんで山原そばに観光客が群がるのか分からない、いつも人が並んでいるけどねぇ。味が濃いからラーメンに近い感覚で食べられるので人気なのかな。そういえば名護の我部祖河そばもアジクータで濃い味付けだから、北部のそばは味が濃いのだろうか。でも岸本食堂はサッパリ系なので、地域で味の違いはそんなに無いのかも知れない。誰か詳しい人がいたら教えてください。ちょっと興味あります。
「美味しい味噌汁あるから食べに行こうねぇ」と北部住宅サービスの仲里社長に誘われて食べに行ったのが、本部の伊豆味にある「ちえ食堂」だった。知ってる方も多いと思うが、沖縄の味噌汁は具沢山でそれだけでおかずになる。ちえ食堂の味噌汁はレタスがたくさん入っているのが特徴で、他にブタ肉や豆腐が豊富にはいり、底の方には卵が恥ずかしそうに沈んでいる。この卵を残ったご飯にかけ、ちょっと醤油をたらして食べるのが僕のやり方だ。これで完璧な味噌汁ワールドに浸れるのである。ジュルジュル
「食堂ちえ入り口」
ところで、このちえ食堂にはもう一つ大きな特徴があった。テーブルの上にニンニクをすりおろした瓶が必ず置いてある。これは、味噌汁にニンニクを入れるためなのだ。仲里社長がおもむろに瓶をつかんで味噌汁にニンニクを入れ始めた時はびっくりした。しかし、郷に行ったら郷に従えである。ぼくも真似して入れてみた。なんとこれがあうのだ。
しかも病み付きになりそうなほど美味いのである。これは、B級グルメファンなら試してみても良いと思うよ。
「混雑する店内」
ちえ食堂の営業時間は11時半から4時までだそうで、12時前にはいつも常連客で満杯になるらしい。昼時を外せば比較的に空いているようだから観光客でも入れる。でも観光客はほとんどいない。みんな近くにある山原そばの方に行くからね。なんで山原そばに観光客が群がるのか分からない、いつも人が並んでいるけどねぇ。味が濃いからラーメンに近い感覚で食べられるので人気なのかな。そういえば名護の我部祖河そばもアジクータで濃い味付けだから、北部のそばは味が濃いのだろうか。でも岸本食堂はサッパリ系なので、地域で味の違いはそんなに無いのかも知れない。誰か詳しい人がいたら教えてください。ちょっと興味あります。
がーぺーちん
2007.09.24 Monday
「超限定古酒金丸があった」
伊是名島「島の風」スタッフが「もうすぐ伊是名酒造の工場長が水を持って来るさぁ」という。なんのことやらよく分からないまま「そうですか」と返事していたが、これがじつに貴重な経験になった。伊是名島にきたら泡盛のいぜな島を飲む。これはどの島でも当たり前である。シマンチュの誇りだから、みんなで一緒に島の酒を飲むのが基本なのだ。
さて、工場長の持って来た水は、なんと泡盛いぜな島の仕込み水だった。泡盛と同じ水で割って飲むなんて、なかなか出来そうで出来ない経験だった。NPO法人島の風が営む「がーぺーちん」という再生された古民家に宿泊体験取材は良かったのだが、なんで水を持って来る事になったのか分からない。でもスタッフと飲みながら話をしているうちに分かって来た。
「工場長の仲田さん」
どうやら、伊是名島の人たちは水道の水をあまり飲まない。飲み水は山湧き水を汲んできて使用しているとの事。だから、みんなで飲む時は酒造所から仕込み水を持ってくるようなのだ。いぜな島は、まろやかで甘い感じの泡盛だが、飲みやすさを求めて癖の無い泡盛とは大違いである。泡盛本来の力強さや香りもバランスよく仕上がっている。癖のある泡盛の好きな僕にも美味しく飲めたのである。「フェリーから見えた城山」
沖縄を統一した尚円王のゆかりの島らしく、島の自然や風景は豊かで素晴らしい島である。釣り好きの民宿まえだで見せていただいたこれまでの釣果写真はおどろくほどの大物ばかり。近いところでも釣れるのだとか。竹富島と同じように沖縄の昔の風景がたくさん残っていて大変な財産だと感じたが、アクセスの悪さから観光客もなかなか遊びにいけない。今度行く時はぜひ大物釣りに挑戦したいとお願いしてみよう。それから、滅多に手に入らない10年古酒金丸も試してみたい。
伊是名島「島の風」スタッフが「もうすぐ伊是名酒造の工場長が水を持って来るさぁ」という。なんのことやらよく分からないまま「そうですか」と返事していたが、これがじつに貴重な経験になった。伊是名島にきたら泡盛のいぜな島を飲む。これはどの島でも当たり前である。シマンチュの誇りだから、みんなで一緒に島の酒を飲むのが基本なのだ。
さて、工場長の持って来た水は、なんと泡盛いぜな島の仕込み水だった。泡盛と同じ水で割って飲むなんて、なかなか出来そうで出来ない経験だった。NPO法人島の風が営む「がーぺーちん」という再生された古民家に宿泊体験取材は良かったのだが、なんで水を持って来る事になったのか分からない。でもスタッフと飲みながら話をしているうちに分かって来た。
「工場長の仲田さん」
どうやら、伊是名島の人たちは水道の水をあまり飲まない。飲み水は山湧き水を汲んできて使用しているとの事。だから、みんなで飲む時は酒造所から仕込み水を持ってくるようなのだ。いぜな島は、まろやかで甘い感じの泡盛だが、飲みやすさを求めて癖の無い泡盛とは大違いである。泡盛本来の力強さや香りもバランスよく仕上がっている。癖のある泡盛の好きな僕にも美味しく飲めたのである。「フェリーから見えた城山」
沖縄を統一した尚円王のゆかりの島らしく、島の自然や風景は豊かで素晴らしい島である。釣り好きの民宿まえだで見せていただいたこれまでの釣果写真はおどろくほどの大物ばかり。近いところでも釣れるのだとか。竹富島と同じように沖縄の昔の風景がたくさん残っていて大変な財産だと感じたが、アクセスの悪さから観光客もなかなか遊びにいけない。今度行く時はぜひ大物釣りに挑戦したいとお願いしてみよう。それから、滅多に手に入らない10年古酒金丸も試してみたい。
山羊料理さかえの悩み
2007.09.19 Wednesday
「琉宮通り」
牧志の琉宮通りにある「山羊料理の店さかえ」のオバァはいま悩んでいるのだ。沖縄人気のおかげでオバァの店にも雑誌、新聞、テレビと取材がひっきりなしなのだ。とうぜん山羊料理の紹介記事になる。でもオバァの本音は山羊料理をやめたいのである。思い切って九月からやめたけれど、雑誌で見たので予約したいと云う連絡が来ると、真面目なオバァは断われないので山羊の準備をする。結局また山羊料理を出すはめになるのだった。
「さかえの看板」
さてそんなオバァの店の特徴は、これでもかというほどサービス料理が出てくる。「おばぁ、こんな料理頼んでないよ」「いいからサービスさぁ」ということで、島酒かビールを注文するとあとはオバァ次第という訳だ。そのなかでも安くてびっくりなのが牛刺しである。無い時も多いが、島酒にはぴったりのつまみなのだ。山羊料理は手間がかかるので辞めたいとぶつぶつ言いながらオバァは今晩も一人でフル回転しているはずだ。
牧志の琉宮通りにある「山羊料理の店さかえ」のオバァはいま悩んでいるのだ。沖縄人気のおかげでオバァの店にも雑誌、新聞、テレビと取材がひっきりなしなのだ。とうぜん山羊料理の紹介記事になる。でもオバァの本音は山羊料理をやめたいのである。思い切って九月からやめたけれど、雑誌で見たので予約したいと云う連絡が来ると、真面目なオバァは断われないので山羊の準備をする。結局また山羊料理を出すはめになるのだった。
「さかえの看板」
さてそんなオバァの店の特徴は、これでもかというほどサービス料理が出てくる。「おばぁ、こんな料理頼んでないよ」「いいからサービスさぁ」ということで、島酒かビールを注文するとあとはオバァ次第という訳だ。そのなかでも安くてびっくりなのが牛刺しである。無い時も多いが、島酒にはぴったりのつまみなのだ。山羊料理は手間がかかるので辞めたいとぶつぶつ言いながらオバァは今晩も一人でフル回転しているはずだ。
亀かめそば
2007.09.19 Wednesday
「フーチバそば」
沖縄の情報誌でフードライターをしている知人から、那覇で一番のそば屋だと聞かされていたのは「亀かめそば」である。自称そば通の友人もあそこは美味しいと云う。先日友人から誘われて行く事になった。あれあれ、行ってみたらなんと場所は常宿から歩いて2、3分のところにある。これまで迂闊にも気が付かなかった。
「亀かめそば入り口」
中に入って一枚の張り紙を見たら、僕の気付かなかった理由がわかった。それは、麺が無くなり次第営業終了します、という一文だ。僕が通りがかる時間帯は営業終了していたのだろう。それにしても次々に客がくる。狭い厨房の中のニイニイとオバァは汗だくである。大変だぁ。店は本土の立ち食いそば屋の雰囲気に似ている。常連客も多いらしく、「オバァ!沖縄ネギ盛りひとつ」「ハイハイ、沖縄ネギ盛りねぇ」なんてやり取りが聞こえてくる。張り出されているメニューには載っていないオーダーを、さりげなく注文するのがかっこいい。スープはあっさり味で透明に近い。麺は細めだ。友人に云わせれば伝統的な沖縄そばの味にちかいというが、僕の好みはもっと濃い味である。これは好みが分かれるところだ。
残念だったのはトッピングされている三枚肉が固くて食べにくかったことだ。かなり固くて、歯の悪い人は大変だろうと思う。最後は僕も無理矢理飲み込んだ。一緒にいただいたいなり寿司もご飯が固くなっていた。一杯350円という安い価格で提供しているから、それなりに制約はあるのだろうが、なんとかその辺り頑張ってくれたらなぁ、と思った。
沖縄の情報誌でフードライターをしている知人から、那覇で一番のそば屋だと聞かされていたのは「亀かめそば」である。自称そば通の友人もあそこは美味しいと云う。先日友人から誘われて行く事になった。あれあれ、行ってみたらなんと場所は常宿から歩いて2、3分のところにある。これまで迂闊にも気が付かなかった。
「亀かめそば入り口」
中に入って一枚の張り紙を見たら、僕の気付かなかった理由がわかった。それは、麺が無くなり次第営業終了します、という一文だ。僕が通りがかる時間帯は営業終了していたのだろう。それにしても次々に客がくる。狭い厨房の中のニイニイとオバァは汗だくである。大変だぁ。店は本土の立ち食いそば屋の雰囲気に似ている。常連客も多いらしく、「オバァ!沖縄ネギ盛りひとつ」「ハイハイ、沖縄ネギ盛りねぇ」なんてやり取りが聞こえてくる。張り出されているメニューには載っていないオーダーを、さりげなく注文するのがかっこいい。スープはあっさり味で透明に近い。麺は細めだ。友人に云わせれば伝統的な沖縄そばの味にちかいというが、僕の好みはもっと濃い味である。これは好みが分かれるところだ。
残念だったのはトッピングされている三枚肉が固くて食べにくかったことだ。かなり固くて、歯の悪い人は大変だろうと思う。最後は僕も無理矢理飲み込んだ。一緒にいただいたいなり寿司もご飯が固くなっていた。一杯350円という安い価格で提供しているから、それなりに制約はあるのだろうが、なんとかその辺り頑張ってくれたらなぁ、と思った。
那覇マラソンまでもうすぐだ。
2007.09.17 Monday
「奥武山運動公園」
いよいよ那覇マラソンまで後三ヶ月を切った。毎年12月の第一日曜日が那覇マラソンの日だ。ぼくは8回完走しているけれど、いつも奥武山運動公園のスタート地点に立つと、ドキドキしていた。それなりにトレーニングをしていても、42.195キロは長いから走りきれるかどうか不安がよぎるのだ。
残念ながら、ぼくは今年も35キロ地点で仲間の応援することにした。トレーニングをしていないので、情けない身体になってしまっている。とても走れない。しかし参加する仲間には悪いが、正直な気持ち応援の方がずっと気楽だ。このままだと二度と那覇マラソン走れないかも知れない。なので一番辛い35キロ地点あたりで、少しでもみんなの力になるよう応援する。35キロまで来れば後は歩いてもゴール出来るから、ぼくらを目標に走ってもらおう。
例年だと応援チームはチャイナドレスを着た美女3人が、冷水やシュウマイや氷などをテーブルを広げてランナーに手渡している。今年はどんな応援になるか検討中だけれど、もし参加するランナーがこれを読んだら、35キロ手前あたりで美女たちが応援しているので声かけて下さい。よろしく!
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いよいよ那覇マラソンまで後三ヶ月を切った。毎年12月の第一日曜日が那覇マラソンの日だ。ぼくは8回完走しているけれど、いつも奥武山運動公園のスタート地点に立つと、ドキドキしていた。それなりにトレーニングをしていても、42.195キロは長いから走りきれるかどうか不安がよぎるのだ。
残念ながら、ぼくは今年も35キロ地点で仲間の応援することにした。トレーニングをしていないので、情けない身体になってしまっている。とても走れない。しかし参加する仲間には悪いが、正直な気持ち応援の方がずっと気楽だ。このままだと二度と那覇マラソン走れないかも知れない。なので一番辛い35キロ地点あたりで、少しでもみんなの力になるよう応援する。35キロまで来れば後は歩いてもゴール出来るから、ぼくらを目標に走ってもらおう。
例年だと応援チームはチャイナドレスを着た美女3人が、冷水やシュウマイや氷などをテーブルを広げてランナーに手渡している。今年はどんな応援になるか検討中だけれど、もし参加するランナーがこれを読んだら、35キロ手前あたりで美女たちが応援しているので声かけて下さい。よろしく!
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ロックンロールな那覇の夜
2007.09.17 Monday
「ライブハウスLOYED」
ちゅらサウンズでパーソナリティを努める音楽評論家、和歌乃介からメールが入った。彼女も出演するロックンロールバンドのライブがあるから遊びに来ないかというものだった。那覇のロックンロール好きな若者たちのエネルギーに触れるのも面白い。すぐOKの返信をした。会場のLOYEDは那覇新港近くの曙にある小さなライブハウスだ。場所は知っているので、宿からのんびり歩いて行くことにする。
ところがこれが大失敗。泊大橋まで来たら雨が降ってきた。タクシーもつかまらず、結局ずぶ濡れになって会場に着いたのだった。すっかり意気消沈というか、気持ちも乗らず和歌乃介のバンド「The Country Hanchbacks」の演奏を聴いただけで、残念ながら帰ることにした。すっかり身体が冷えきってしまって、このままでは風邪を引くことになりそうだった。そういえば、この時期は雨が振ったり止んだりしているスコールのようなものだ。ちょっと雨宿りしていれば良かったのだけれど、悲しいかな時間通りに行動しようという習慣が裏目に出てしまった。
というわけで、せっかくのロックンロールナイトもぼくは楽しむことは出来なかったが、参加者たちは充分に楽しんでいるようである。革ジャンにリーゼントヘアーというおなじみのロックンローラーが、フロアで得意のダンスを繰り広げて受けていた。意外に思ったのは、ステージ前に人が集まらず後方にいることだった。ウチナンチュには引っ込み思案の若者が多いと感じていたが、こんなところで再確認するとは思わなかったな。
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ちゅらサウンズでパーソナリティを努める音楽評論家、和歌乃介からメールが入った。彼女も出演するロックンロールバンドのライブがあるから遊びに来ないかというものだった。那覇のロックンロール好きな若者たちのエネルギーに触れるのも面白い。すぐOKの返信をした。会場のLOYEDは那覇新港近くの曙にある小さなライブハウスだ。場所は知っているので、宿からのんびり歩いて行くことにする。
ところがこれが大失敗。泊大橋まで来たら雨が降ってきた。タクシーもつかまらず、結局ずぶ濡れになって会場に着いたのだった。すっかり意気消沈というか、気持ちも乗らず和歌乃介のバンド「The Country Hanchbacks」の演奏を聴いただけで、残念ながら帰ることにした。すっかり身体が冷えきってしまって、このままでは風邪を引くことになりそうだった。そういえば、この時期は雨が振ったり止んだりしているスコールのようなものだ。ちょっと雨宿りしていれば良かったのだけれど、悲しいかな時間通りに行動しようという習慣が裏目に出てしまった。
というわけで、せっかくのロックンロールナイトもぼくは楽しむことは出来なかったが、参加者たちは充分に楽しんでいるようである。革ジャンにリーゼントヘアーというおなじみのロックンローラーが、フロアで得意のダンスを繰り広げて受けていた。意外に思ったのは、ステージ前に人が集まらず後方にいることだった。ウチナンチュには引っ込み思案の若者が多いと感じていたが、こんなところで再確認するとは思わなかったな。
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