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2022.09.20 Tuesday

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    アリカワコウヘイ

    2007.12.29 Saturday

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       「ハッピーが描かれてます。」


       何かハッピーになれるものを探そうと思っていたら、沖縄に住むイラストレーターのアリカワコウヘイさんの絵を思い出した。暗い話題の多かった今年の閉めはアリカワさんのハッピーイラストで締めくくるのだ。


       「アリカワさん」


       アリカワさんは元高校球児である。沖縄にやってきて、偶然手にしたクレヨンで描き始めて自分の才能に気がついたそうだ。プロに誘われるところまでいったスポーツ選手だっただけに、がっちりした体格で一見怖そうだが、とても優しい方なのである。ハッピーをテーマにいろいろな絵を発表しているので、見た事のある人も多いはずだ。カラフルで独特な色使いと特徴ある鼻の形の似顔絵はすっかり有名になった。絵を見ているとほんわかハッピーな気持ちになれるので、僕も彼の絵は大好きだ。


       夢のある絵が描ける方なので、絵本作家とコラボレーションした作品も見てみたい。ぜひ実現させて欲しいものだね。あーっ、もう出版されているかも知れないな。沖縄を歩いていると、至る所で彼の絵を見る事が出来るから、ある意味街が展覧会場みたいなものだ。これも沖縄の楽しみの一つといえそうだ。

      いろいろ寒くなってきました。

      2007.12.28 Friday

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         「西表島・船浮湾の海」


         いよいよ本格的に寒くなってきた。おまけに何もかも値上がりし、懐具合も寒波襲来でお寒い状態が続いている。いつになったら暖かくなるのかまるで見当がつかない。季節なら春になるのを待てば良いけれど、景気ばかりは個人ではどうしようもない。


         そんなときは、少しでも気持ちを明るくするのにこんな写真はどうでしょう。西表島の夏の海だ。船浮湾の入り口にある大きな珊瑚礁辺りの海はこんな色をしているのだ。小舟でその上に漂っていると、亜熱帯の太陽と風に包まれそれはそれは気持ちが良いのである。


         正月を前に、なるべく明るい写真で年末のブログを終えたいものだ。ただしその動機が少しだけ寂しいが・・・、これから元気の出る写真を探してみよう。

        初日の出・・・?

        2007.12.27 Thursday

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           「これは朝日か夕日か」


          今年の年末年始は天候がよろしくないという予測だそうで、それならばちょっと気が早いけれど、きれいな日の出の写真があるので皆さんにお見せしよう。と思ったのだが、この写真、どこで撮影したのかすっかり忘れてしまった。前後のポジが見当たらないので全く見当がつかない。


          きれいな写真だが、日の出なのか日の入りなのかも思い出せない。そこのところは大目に見てもらって日の出という事にしましょう。もし初日の出を見られないときは、この写真で楽しんでください。なんてね。

          ブリキハウス

          2007.12.26 Wednesday

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             「青いトタンの家」


             ぼくの田舎では良く見かけたブリキのあばら屋。だが、近頃見かける事が少なくなって来た。ブリキの家なんて安普請だから、作業小屋や物置程度の事が多かった。昭和の初めはまだまだ野原が残っていたので、ぼくたち子供はブリキの廃屋を秘密基地にしたりして遊んでいたのだ。そんな記憶があるからなのか、ブリキの家を見かけると写真に撮ってしまう。


            ブリキの風景がどこか懐かしい。


             この写真はつい一週間前に小石川で見かけたブリキハウス。まだ青いブリキが新しいので、最近修理したものだと思う。屋根にブリキを使うと雨音がやたらうるさいので、民家に使う事は少ないのだが、この家はどうなっているのだろう。波板のプラスティックに主役を奪われたブリキには、これから復権する可能性はあるのだろうか。


             どうでも良い事をブリキの家を見ながら考えてました。ぼくも暇だなぁ。

            昭和の残景

            2007.12.24 Monday

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               「北関東の小都市にて」


               「昭和」が人気なのである。懐かしいサイケデリック模様のファッションが再び人気を集めたり、昭和時代を思わせる風景の町が観光客を呼び寄せたりしている。でも、北関東の小都市をまわれば、わざわざ遠い観光地へ行かなくても、昭和の風景が一杯残っている。


              この写真は茨城県のある少都市の街角だが、至る所に昭和の雰囲気を感じさせる古い建物が残っていて、町そのものが昭和の残景のようだった。ぼくは、変色したトタン板が好きで、各地で機会があれば撮影している。この写真もその中の一枚だ。トタン板には、昭和の思い出がたくさん詰まっているような気がする。


               最近はプラスチックに取って代わられて、都会ではあまり見かけなくなってしまったが、僕の中ではトタン板の建物が昭和の残滓といえるかも知れない。パクッ

              Blue Trike、出ました。

              2007.12.23 Sunday

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                 「Blue Trike daydreamのジャケ写」


                以前紹介した男女3人組のユニット「Blue Trike」のアルバムがようやく完成して事務所に届きました。期限切れのポラロイドフィルムを使うという荒技を使ってのスタジオ撮影でしたから、完成したジャケを見て嬉しさもひとしおですね。


                 ピアノとギターのアコースティックなサウンドで、透明感のある声と日常のふとした出来事の幸福な瞬間を感じさせる詩が僕は大好きなユニットなのだ。


                「裏ジャケの秘密」


                 ところで、裏ジャケの写真に写っている椅子ですが、じつはメンバーがそれぞれ持ち寄ったものなのです。実際に自宅で使っているお気に入りの椅子です。どの椅子が誰のものなのか推理するのも楽しいですね。でも答えは次にメンバーにあったときに確認しておきます。それまでお待ちください。

                犬を連れた散歩者

                2007.12.22 Saturday

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                   「バンクーバーのAmbles park」


                   10月のバンクーバーは結構寒い。カメラを抱えての散歩もおっくうになる。もともと寒さに弱いので、風が強くなってくるとすぐ宿に戻りたくなってしまう。しかし、海沿いの公園には、いつものことながら人が集まってくるので写真を撮らずにはいられない。


                   そんなときに、この写真の男性が声をかけて来た。サングラスをかけて、2匹のコリーらしい犬種をつれている。始めは僕も怪しい風体に警戒をしたが、話し始めたらとても優しい人だった。犬と一緒の写真を撮ってくれとお願いされてしまった。とても犬が好きなのだそうである。


                   子供の頃に、突然犬に噛み付かれた事があるので僕はあまり好きではないが、彼の2匹の犬は良く訓練されていて主人のいう事を良く聞きおとなしい。撮影している時も落ち着いていた。このあたりが日本人と西洋人の愛玩動物に対する接し方の違いに思える。日本人は動物に対してちょっと甘い。犬は犬として人との付き合い方を学ばねばならない。それの出来ない犬は生きられない。僕の知り合いのネイティブは、危険な野生動物が現れたときに吠えなかったり、逃げ出した犬は容赦なく撃ち殺す。犬の誇りを忘れているからだという。バンフで驚いた事がある。


                   バンフの街中に野生のエルクが現れた時の事だ。可愛いい姿にみえても相手は野生動物だから、近づいたら危険なのはあたりまえなのに、若い日本人女性観光客はまるで動物園にいるような態度で、歓声を上げて近づこうとしたのだ。あわてて周りのカナダ人が止めていたが、野生動物に対してあまりの無知に僕もあぜんとした。カナダの知人に聞くと、日本人に多く見られる行動だと笑っていた。


                   可愛いからと溺愛するだけでは動物と上手くつきあえない。犬にも人との付き合い方を教えれば、お互いに楽しくつき合えるような気がするがどうだろう。パクッ

                  女子高生とハブ酒

                  2007.12.20 Thursday

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                     「国際通りの女子高生」


                     ご存知のように、今や那覇の国際通りは日本一のお土産ストリートとなっている。「奇跡の1マイル」と呼ばれ、戦後復興のシンボルだった国際通りは、観光客と修学旅行生であふれている。新しい店がどんどん作られ、競争に敗れた店は消えて行く。資本主義は弱肉強食の世界でもあるのだ。とはいえ、新しくなる事が良い事ばかりとも言えない。


                     先日も困った事があった。那覇マラソンの後に毎年行う打ち上げ会場が、今年は予約で一杯になっていたのである。いつも使っていた炭火屋というお店なのだが、国際通りから奥まったところにあるので、日曜日の午後7時に予約なしで行っても空いていた。たぶん角にあった宝石店のビルが取り壊されたので、通りから趣のある赤瓦の古民家が丸見えになり、ランナーの皆さんが見つけて予約したのだろう。ウチナンチュはあまり予約なんてしないからね。


                     那覇市内で沖縄古民家の雰囲気を気軽に楽しめる店だったが、これからは電話で確認してから行かないと酷い目にあいそうだ。まぁこれなんて笑い話ですまされるけれど、本土企業の大きな資本がどんどん入って来ているから、ウチナンチュたちもうかうかしていられない。「なんくるないさぁ」といっていられるうちは良いけれど、頑張らないとね。


                     ところで、宝石店の跡地にはまた大きなビルが建つのだろう。工事が始まりそうだ。立地条件はとても良いので、ホテルにしたら大流行りするかも知れない。お土産の買い出しが楽だから、修学旅行にはぴったりだ。その修学旅行生は季節に関係なく数十万人が沖縄にきている。写真の店の看板は見覚えのある方も多いと思う。


                     女子中高生たちが泡盛の瓶に入ったハブを見てお騒ぎなんて姿もみられる。ほのぼのとした光景だが、国際通りの命運は彼女たちが持ち帰るお土産にどれだけの金額を使うかにかかっている。いかに修学旅行生を取り込むかがお土産店の勝負らしい。古くて味のある店は裏通りに追いやられ、大資本の画一的な店が表通りに勢揃いなんて事になったら、国際通りもつまらなくなる。さてこれからが見物である。パクッ

                    沖縄の雲に癒される

                    2007.12.19 Wednesday

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                       「辺戸岬の夕暮れ」


                       ここのところモノクロームの写真が続いたので、少し気分を変えて色付きの写真を使いましょう。(って、大げさだね。) 


                       沖縄北部のヤンバルの森を左手に見ながら、東海岸沿いのR331を辺戸岬に向かって車を走らせた。那覇を出たのは朝早かったのだが、途中に綺麗なビーチが幾つかあるので、写真を撮っていたら途中で日が暮れてしまった。仕方が無いので、安田で近くにあるホテルで一泊する事にした。


                       翌朝からまたビーチを巡りながら辺戸岬に向かった。今度は時間がたっぷりあるので、辺戸岬には昼までには着くだろうと思っていたが、結局着いたのは夕方になってしまった。辺戸岬は観光客も良く来るところなので、すっかり整備されている。祖国復帰記念の碑がやけに立派に建てられていた。沖縄最北端ということなので、本土へ向けての感傷的なイベントには都合の良い場所と言える。


                       話は変わるが、沖縄の東海岸沿いは西側に比べ良いビーチが少ない。しかも、よいビーチは米軍専用に取られていたりするから、リゾートで売り出そうとするのは難しい。特にヤンバルは、海の側が崖になっている事が多いので、砂浜が少ない印象がある。しかしながら、天仁屋崎や楚洲などは荒々しい海岸風景だが、とても魅力に富んだ自然だと思う。


                       さて、撮影をしながら辺戸岬に着いたので疲れ果てていたら、西の空から陽射しが現れて写真のような光景が出現した。風の強い日だったので、どんどん雲の形は変わって行ったが、自然の光のショーを見ているみたいで面白い。つかの間の出来事ですっかり癒されて、帰りは気分よく那覇までドライブできたのでした。パクッ

                      昔はみんな裸だったよね。

                      2007.12.18 Tuesday

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                         「湘南海岸の浜辺で」


                         お母さんと子供が海で楽しそうに遊んでいる。子供たちは裸で走り回って大騒ぎ、そんな光景が昔は当たり前だったんだ。この写真を見るたびに、社会の雰囲気がどんどん変わってそのしわ寄せは子供にも及んでいるなぁとつくづく思う。


                         この写真を撮った10数年前は、盗撮騒ぎなど無かったので、カメラを持って海岸を歩いていても変な目で見られる事は無かった。今ならこんな写真は撮らせてもらえないかも知れない。最近はカメラを持っているだけで、肩身の狭い思いをしているのだ。情けないなぁ。


                         きのうテレビを見ていたら、現代の子供たちが最低レベルの体力になっていると報じていた。まっすぐ走れない子供や、幅跳びの出来ない子供、ボールを投げられない子供など続出しているらしい。原因は外で体を使って遊ぶ事が少なくなったからのようだ。親にしたら、外でどんな危険が待っているか分からないのだから、なかなか外で遊んで来いとは言いづらいよな。


                         こんな時ほど、コミュニティーの力が必要だと思う。日本は都市化と核家族化が進むにつれて、コミュニティーの力がうすれてしまった。これから新しい形のコミュニティーを作り上げて、地域の価値を上げないと土地の資産価値にも影響してくると思う。安全で魅力的な地域に暮らしたいと誰しも考えるだろうからね。危険で殺伐としたところに住みたい人は、特殊な人しかいないだろう。社会保険庁のいい加減で無責任な事といい、安全と自分の暮らしは自分たちで守る時代がやって来たんだ。パクッ

                        トヨタカップの?

                        2007.12.17 Monday

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                           「テレビ観戦してました」


                           毎年12月になると楽しみにしているトヨタカップだが、今年は浦和レッズがアジアチャンプとして勝ち上がって来たので、これまで以上に盛り上がると期待していた。実際その通りになったのだが、テレビを見ていたら「なんじゃこりゃー!」と思った事があった。


                           それは、選手と手をつないで出てくる子供たちのユニフォームだ。黄色に赤の縁取りのシャツと、赤パン、赤ストッキングではないか。どこかの共産国じゃあるまいし、日本でやるのだからもう少しユニフォームの色を考えたらと思ってしまった。誰があんな色を選んだのだ。子供たちは読売新聞を通じて募集したらしいから、あのユニフォームは読売新聞が用意したのかもね。

                          男も女も

                          2007.12.16 Sunday

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                             「滝にうたれる人々」


                             男も女も、老いも若きもみんなで滝にうたれるのだ。頭上から水流が降り注ぐ中で、一心不乱にお題目を唱えながら耐えている。この風景は夏のものではない。春になって間もなくの頃である。当然ながら水温はまだまだ相当低い。導師が周りの邪気を払い、みんなが静々と滝に入って行く。寒さに耐え、水圧に耐えて集中していると、心が軽くなるようだった。滝にうたれたあとの人々は、大仕事を成し遂げた人のように明るくなって、気力が充満しているように見えた。


                             ぼくも滝にうたれてみたらと、誘われたがとても入れる気がしないので丁寧にお断りした。でも、カナダ・リルワット族の友人を連れて行った時は、かれらはとても興味を示して一緒に滝にうたれていた。かれらにも精神を集中させるための儀式がいくつかあるので、方法は違うけれど自然のエネルギーを感じる事に違和感は無いそうである。


                             ブリティッシュコロンビア州にある彼らの村には、氷河から流れてくる滝があるそうで、ぜひそこで滝行をしてみたらと誘ってくれた。うーっ、なんだか凍えてしまいそうな場所だ。以前、村に遊びに行ったときには天然の温泉があるというので入りに行った。森の中に使い古されたボートが置いてあって、そこにお湯をためて湯船としてみんなが使っていた。あまりに熱いお湯なので、近くの川から水を引いて薄めないと入れなかった。とてもワイルドな天然温泉だ。彼らの村には氷河から温泉まであるのだから、恐れ入ってしまう。カナダの自然は凄いと思った。


                             さて、写真の滝行の人々は、このあと宿に戻って暖をとり、食事をして解散し日常に戻って行く。電池の切れた人形が、新しい電池に変わって動きが一変するようなものだ。自然のエネルギーに触れてリフレッシュ。現代社会はそれだけストレスがあるということだな。パクッ