東京タワーとひな飾り
2008.02.25 Monday
JUGEMテーマ:日記・一般
「ひな飾り」 もうすぐひな祭りがやってくる。我が家には全く関係のないイベントだが、出先で飾られているひな人形を見るのは悪くない。この写真のひな飾りは、東京タワーの下にある「とうふ屋うかい」という料亭に飾られていた。久しぶりに夜の東京タワーまで行ったが、寒いのにたくさんの観光客がいるので驚いた。
「ライトアップされた夜のタワー」
東京タワーの下にある「とうふ屋うかい」でのパーティと聞いて、チャラチャラ出かけて行ったらものすごく立派なたたずまいの店で感心した。日本情緒たっぷりに演出された建物と庭が、タワーのすぐ下にあるから面白い。鉄骨の近代的な建物と昔の日本の両方がいっぺんに楽しめる構図になっている訳だ。
さて、「うかい」でのパーティは年輩の人々がたくさんいるので、つつがなく終了した。これが、写真家の集まりだとあちこちで激突がおこり、火の粉を払いながら酒を飲むという図式になるのだが、さすが大人の集まりであった。
帰りがけに、受付横の座敷に飾られているひな飾りの写真を撮って外に出た。寒い寒いと思っていたが、かすかに風の中に春を感じられたのは、このひな人形のお陰かも知れないな。
これが噂の佐世保バーガー
2008.02.23 Saturday
JUGEMテーマ:日記・一般
「逆さまに出てくるバーガー」 昨年10月に佐世保でコラボレーション展を開催したおりに、主催者のMさんに連れられて佐世保の夜の町に遊びに行くことになった。九州は魚が美味しいので、みんなスタッフは楽しみにしていたのてある。地元でも評判の割烹に入ると、東京の店では時々あるのだが、魚の嫌な匂いを感じない。さすが海の側だけに、新鮮な魚が手に入るのだろう。期待は高まる。
テーブルの上は期待を裏切らない魚料理が並び、みんな大満足。その席で話題になったのが、いま流行の佐世保バーガーである。お腹は一杯だが、食べに行こうと盛り上がり、ゾロゾロと佐世保の商店街を歩き始めた。酔いも手伝い、みんな上機嫌でブルースカイという佐世保バーガーの老舗にたどり着いたのである。僕は二度目だが、他のアーティストたちは初めてだった。
5人も入ったら満席になりそうな小さな店だが、酔客相手に夜だけ営業している。まるで想像していたのと違う店なのでみんな驚いていたが、出されたバーガーを見てもっと驚いた。逆さまに出されるからだ。これは、両手で持って食べやすいようにと、先代のご主人が考案した出し方なのだそうだ。つまり、親指を上にしたまま両手でつかみ、そのまま腕を曲げればバーガーを持ち替えなくても食べられる。得意げに説明していた僕だが、ハンバーガーのタレを服にこぼしてしまい、巧く食べられなかった。バーガーを上手に食べられるようになるまでには、まだまだトレーニングが必要なようだ。
昭和の駄菓子屋
2008.02.22 Friday
JUGEMテーマ:日記・一般
「懐かしの駄菓子屋も今は・・・」常磐線沿線には、昭和の風景が残されている町が結構ある。常磐線だけではなくて、北関東一帯に時代から取り残されたような小都市が多い。シャッター通りと名付けられた商店街は全国的にどこでも見受けられるように、これらの小都市は街全体がシャッター通りのように活気がなかったりする。
古い建物も新しくする活力が無いので、そのまま使用していたりするからますます風景が鄙びてくる。そんな風景に出会う事が多くなってきた。実家に戻る途中で下車すると、写真のような懐かしい駄菓子屋がまだ営業してい風景に驚いてしまう。子供たちの姿も見かけないし、よく営業出来ると感心する。
多分ここでも自販機が活躍しているのだろう。僕たちが子供の頃は自販機など無かったが、この駄菓子屋では売り上げの相当な部分を自販機がになっているはずだ。こうして懐かしい駄菓子屋の風景も、今の子供たちには自販機の風景が懐かしいものとなって行く。昭和は激動の時代だったから、町の風景はどんどん変化して行ったけれど、ここにきて活力の無い町の風景に変化して行くのは仕方の無い事なのだろうか。
沖縄で見つけた本物の英国
2008.02.21 Thursday
JUGEMテーマ:日記・一般
「英国のチョコレートブラウニー」実は沖縄移住の希望者は日本人だけではない。アメリカは基地があるので論外だけれど、欧州やカナダからもやって来ている。今回は、宝島社の「田舎暮らしの本」の取材で見つけたカフェのイギリス人オーナーが、ロンドンでコマーシャルフォトグラファーからシェフに転身して、沖縄の本部半島の山奥に移住していた。
詳しくは3月3日発売の「田舎暮らしの本」に掲載されるのでそちらを見て欲しいが、とにかく本格的な英国のアフタヌーンティとスイーツが楽しめる。ロンドンのサヴォイホテルでパティシエとして働いていた奥さんが作るスイーツはとにかく美味しい。何から何まで英国のものにこだわっているので、沖縄の本部町で本物の英国の味に出会える。使用される食器も100年以上前のアンティークというこだわりようなのだ。フォトグラファーをしていたご主人のコレクションをコンテナに詰めて持って来たという。
取材で伺ったのに、僕はすっかりこの店のファンになってしまい、先週も沖縄に行ったおりに顔を出して写真のブラウニーをいただいてきた。しっかりしていて、一つ食べればお腹にたまるぐらいのボリュームがある。たっぷりの紅茶でゆっくりおしゃべりしながら、ヤンバルの森の中で過ごす時間は、あっという間に過ぎて行く。ヤンバルの森の空気に癒されるのだな。
お店は名護から本部に向かう途中の伊豆味というところにある。目印はエビ定食の店なのだが、ビックリするほど山奥にあるので見つけるのに苦労するかも判らない。店の名前は「Blitish Wine & Tea Shop」0980-47-7133である。食事も出来るが、本格的なので予約が必要だ。まずは、英国式のアフターヌーンティーをスコーンで楽しんでからというのが良いかもしれない。
マイレージで・・・
2008.02.20 Wednesday
JUGEMテーマ:日記・一般
「夕暮れの沖縄上空」フォトグラファーという仕事は旅が多くなるのは当たり前である。飛行機に乗る回数も増えるというものだ。毎月何度も羽田空港を利用するとある事に気がついた。それはモノレールのことだ。JALを使って帰ると疲れる事に気がついたのである。
ANAを利用する時は空港第2ビル駅、JALを利用する時は空港第1ビル駅で下車するのだが、問題は帰りのモノレールだ。JALで帰ってくると、モノレールに座れない事がしばしばである。それは浜松町行きの始発が第2ビルなので、時間によってはモノレールはANA便の客ですでに一杯となっている。疲れ果てて帰ってくるので、たかが30分弱とはいえ座りたいのだが、JAL便は不利なのだった。
それに気がついてからは、ANAを使うようにしている。第2ビルの始発でモノレールに乗り、第1ビルに着くとJALを利用した客が乗り込んできて、恨めしそうに席を探しているのを見ると、心の中ではフフフッとにんまりしている。小さな事で喜ぶ自分が情けない気もするが、なんだか得した気分だ。
話は変わるが、航空運賃がバカ高いので、プライベートで撮影している沖縄に出かける時は、マイレージをためておいて使うようにしていた。それも4月から値上げされる事になったようで、苦しい懐具合がますます苦しくなる。これからは、クレジットカードでもマイレージをためるようにしなければ、沖縄撮影も回数を減らさなければならない。僕もこれからマイラーになることにしよう。
昭和の残景、石垣島
2008.02.19 Tuesday
「石垣島の丘に登った客船」
沖縄への観光客数がいよいよ600万人を超えるところまで来ているそうだ。石垣島や西表島や竹富島を中心とする八重山諸島も相変わらず人気で、移住者も急増している。沖縄県の強気の予測では今年の観光客数を630万人としている。これが実現出来るかどうかは、台風の襲来数と外国人観光客にかかっている。ぼくには思惑通りいくとは思えない。
というのも、ある大手の観光業者と話していたときに、沖縄の旅についての独自アンケート調査結果を教えてもらった。それによれば、旅の顧客満足度が必ずしも高くないらしい。つまり、人気スポットと、サービスの良いところは限られていて、それ以外の場所に魅力が感じられなかったり、サービスが劣るようだ。素晴らしい自然だけで、客を満足させるサービスがなければ、リゾートとしての人気も長続きしない。
写真の船はクイーン・フサキという客船で実際に那覇と石垣島の航路を航海していた。これを丘にあげてレストランにしていたが、さびが浮き出てとても楽しい食事が出来る雰囲気ではない。アイディアだけで中途半端なサービスになっている。就航していた昭和の華やかな思い出が物悲しく見えてしまう。
沖縄の実力はこんなものではないはずである。世界に誇る有数の海があるのだから、世界の観光客をどんどん呼び込める。「なんくるないさぁ」と言っているうちに、どうにもならなく事もしばしばなのだから、観光客が何を求めて沖縄にやってくるのか、この辺でしっかり考え、足もと見据えて欲しい。国際通りでお土産買うためではないはずである。
沖縄への観光客数がいよいよ600万人を超えるところまで来ているそうだ。石垣島や西表島や竹富島を中心とする八重山諸島も相変わらず人気で、移住者も急増している。沖縄県の強気の予測では今年の観光客数を630万人としている。これが実現出来るかどうかは、台風の襲来数と外国人観光客にかかっている。ぼくには思惑通りいくとは思えない。
というのも、ある大手の観光業者と話していたときに、沖縄の旅についての独自アンケート調査結果を教えてもらった。それによれば、旅の顧客満足度が必ずしも高くないらしい。つまり、人気スポットと、サービスの良いところは限られていて、それ以外の場所に魅力が感じられなかったり、サービスが劣るようだ。素晴らしい自然だけで、客を満足させるサービスがなければ、リゾートとしての人気も長続きしない。
写真の船はクイーン・フサキという客船で実際に那覇と石垣島の航路を航海していた。これを丘にあげてレストランにしていたが、さびが浮き出てとても楽しい食事が出来る雰囲気ではない。アイディアだけで中途半端なサービスになっている。就航していた昭和の華やかな思い出が物悲しく見えてしまう。
沖縄の実力はこんなものではないはずである。世界に誇る有数の海があるのだから、世界の観光客をどんどん呼び込める。「なんくるないさぁ」と言っているうちに、どうにもならなく事もしばしばなのだから、観光客が何を求めて沖縄にやってくるのか、この辺でしっかり考え、足もと見据えて欲しい。国際通りでお土産買うためではないはずである。
阪神キャンプ地の自販機
2008.02.18 Monday
JUGEMテーマ:写真
「宜野座村の海辺にある自販機」いまの時期は、沖縄各地でプロ野球チームがキャンプをしている。2月の沖縄は、本土より温かいけれど雨が多いので、各チーム調整には苦労しているはずだ。でも、沖縄でキャンプをするようになり年月も経て来たので、それなりに経験値が増えているから、雨対策もしっかり考えてキャンプに挑んでいるのだろう。今年の2月は沖縄も暑かったり、寒かったりと温度差が激しいので、選手の体調管理も大変だと思う。
そういえば、名護では日ハムがキャンプしていて、海辺のグランドの周りには見物客がウロウロしていた。北谷ではドラゴンズのキャンプ、沖縄市では広島カープと本当にたくさんのプロスポーツチームが沖縄でキャンプを張っている。韓国や中国のチームも沖縄でキャンプを行うようになり、2月の沖縄はいまやアメリカのアリゾナやフロリダのようなキャンプ天国になって来ている。
先日久しぶりに美ら海水族館へ行った帰り、東海岸ルートで那覇に戻る事にした。名護から宜野座村に抜けドライブしていたら、歓迎阪神タイガースの立て看板が見えた。阪神は宜野座村でキャンプしているようだ。ヤンバルの田舎村でプロ野球の人気チームのキャンプが行われているとは知らなかった。夕方の海辺の自販機を撮影しようと、クルマを降りた宜野座村の道ばたで、沖縄のキャンプ天国を実感することとなったのである。
琉球占いと自販機
2008.02.17 Sunday
JUGEMテーマ:写真
「那覇浮き島通りの自販機風景」昨年から毎月沖縄に取材や撮影で行っている。今月ももちろん行って来たのだが、今回は寒い日が多かった。那覇に着いた日には、気温が11℃まで下がっていた。東京も寒い日が続き、沖縄でホッと一息つくはずなのに当てが外れた。
さて、そんな寒い那覇の町をカメラを携え歩いていると、いつものごとく目につくのは修学旅行生と自販機なのである。国際通りはお土産ストーリーというのは、皆さんご存知の通りだが、近頃は国際通りに通じる路地裏にも、観光客や若者向けの店が増えて来た。浮き島通りはその先駆的な通りのひとつになる。そこは、古い家屋とマンションビルが混ざり合っているので独特の雰囲気がある。その古家の中に琉球占い店があるのだが、どうやら琉球占いとはユタが見てくれる占いの事らしい。
ユタは古くから沖縄に伝わる霊感のある女性、シャーマンである。この写真の店にはユタがいて見てくれるのだろうが、家の古さなんかみると相当パワーのあるユタがいるような気もしてくる。沖縄では不思議な体験をする事もあるから、僕は気軽に占いをする気にはならないけれど、観光客など知らないで占ってもらったりするのだろうか。
そんな占いの店に、ポコッと自販機が据えられているのは、なんだか場違いの用な気もするが、もし自販機が無ければ、とても風景が重苦しすぎて近寄るのも怖い家になったはずである。そういう意味で自販機は、シャーマンと現実をつなげる窓のような存在になっていると思った。
昭和時代の自販機
2008.02.12 Tuesday
「とある北関東の都市風景」
場所は教えられないけれど、この写真は昭和の後半に設置された自販機である。不祥事を起こして無くなった雪印の珍しい自販機だ。まだぼくが自販機を撮り始める前に、偶然写していた写真なのだ。昭和の風景をあちこち歩いて撮影していたので、その時に見つけたものである。
いま昭和が密かなブームを呼んでいて、写真に求められる風景やモデルのファッションも70年代が多く取り入れられたりしている。購買力のある40代以降の世代に配慮している面もあるが、10代の若者には、70年代のファッションは新鮮に見えるらしい。そういえば、音楽の世界でも昔のフォークソングのようなアコースティックなバンドが流行っていると聞いた。僕の大好きなブルートライクもアコースティックで、僕にはどこか懐かしさを感じる音楽だ。
ところで、この自販機の写真はこれまでブログに載せた写真と、大きく違うところがあるのに気がつきましたか?それは、この写真が縦位置で撮影されている事です。自販機を撮ろうと考えた時、周囲の風景も取り込むために横位置のカメラに決めたのですが、それ以前に撮られたものでも貴重な写真であれば、縦位置でも「自販機シリーズ」に入れる事にしました。
場所は教えられないけれど、この写真は昭和の後半に設置された自販機である。不祥事を起こして無くなった雪印の珍しい自販機だ。まだぼくが自販機を撮り始める前に、偶然写していた写真なのだ。昭和の風景をあちこち歩いて撮影していたので、その時に見つけたものである。
いま昭和が密かなブームを呼んでいて、写真に求められる風景やモデルのファッションも70年代が多く取り入れられたりしている。購買力のある40代以降の世代に配慮している面もあるが、10代の若者には、70年代のファッションは新鮮に見えるらしい。そういえば、音楽の世界でも昔のフォークソングのようなアコースティックなバンドが流行っていると聞いた。僕の大好きなブルートライクもアコースティックで、僕にはどこか懐かしさを感じる音楽だ。
ところで、この自販機の写真はこれまでブログに載せた写真と、大きく違うところがあるのに気がつきましたか?それは、この写真が縦位置で撮影されている事です。自販機を撮ろうと考えた時、周囲の風景も取り込むために横位置のカメラに決めたのですが、それ以前に撮られたものでも貴重な写真であれば、縦位置でも「自販機シリーズ」に入れる事にしました。
ニューヨークの写真家
2008.02.11 Monday
「写真展案内状」
ニューヨークで活躍している知人の女流フォトグラファーから突然メールが届き、今度東京で個展をやるから遊びに来て下さい、と書いてあった。いつも突然現れて、ピューッとニューヨークに戻っていく風のような女性なので、今度もそうだろうと思っていた。案の定、一緒に遅い昼ご飯を食べていたら、これからニューヨークに戻りますと言いだした。
「二週間後にはまた東京に来るのでその時はゆっくり出来ますね」と話していたが、まぁ無理でしょう。写真はその写真家、城林キリコさんの写真展案内状である。中野にあるギャラリー冬青で3月1日から29日まで約一ヶ月行うそうなので、お時間のある方はぜひ出かけてみて下さい。女性らしい柔らかい眼差しで、ハートウォーミングな風景写真が楽しめますよ。
ニューヨークで活躍している知人の女流フォトグラファーから突然メールが届き、今度東京で個展をやるから遊びに来て下さい、と書いてあった。いつも突然現れて、ピューッとニューヨークに戻っていく風のような女性なので、今度もそうだろうと思っていた。案の定、一緒に遅い昼ご飯を食べていたら、これからニューヨークに戻りますと言いだした。
「二週間後にはまた東京に来るのでその時はゆっくり出来ますね」と話していたが、まぁ無理でしょう。写真はその写真家、城林キリコさんの写真展案内状である。中野にあるギャラリー冬青で3月1日から29日まで約一ヶ月行うそうなので、お時間のある方はぜひ出かけてみて下さい。女性らしい柔らかい眼差しで、ハートウォーミングな風景写真が楽しめますよ。
黄色があればカラフルなのに・・・
2008.02.10 Sunday
「富坂下の自販機風景」
またまた東京が雪景色になるのかとわくわくしていたのに、期待はずれに終わった週末だった。沖縄の友人が「台風がくるとわくわく感があるので好きなんだよ」と言っていたが、僕も雪に対しては同じような気持ちだな。
マンションの下が坂道になっているので、状況判断の出来ないドライバーや技術の無いドライバーは、坂道を上れずズルズルと滑り落ちていく車を、笑いながら部屋の窓から眺めていたりしている。中にはパニック寸前のドライバーもいて、雪の日は多いに楽しませてもらえるのである。
人通りの多いところには必ずある自販機、だんだん目が慣れてくると少しでも面白いものや変わったものを見つけたくなってくる。しかも、自販機の色でどの会社のものかも判ってくる。簡単だから当たり前かな。青はサントリー、赤はコカコーラ、白はキリン、黄緑の伊藤園、他にダイドードリンコやポッカなどもある。
みんな自販機に慣れてしまっているから何とも思わないけれど、こんなに自販機が並んでいる都市風景は日本だけだと思うよ。なんでかねぇ
またまた東京が雪景色になるのかとわくわくしていたのに、期待はずれに終わった週末だった。沖縄の友人が「台風がくるとわくわく感があるので好きなんだよ」と言っていたが、僕も雪に対しては同じような気持ちだな。
マンションの下が坂道になっているので、状況判断の出来ないドライバーや技術の無いドライバーは、坂道を上れずズルズルと滑り落ちていく車を、笑いながら部屋の窓から眺めていたりしている。中にはパニック寸前のドライバーもいて、雪の日は多いに楽しませてもらえるのである。
人通りの多いところには必ずある自販機、だんだん目が慣れてくると少しでも面白いものや変わったものを見つけたくなってくる。しかも、自販機の色でどの会社のものかも判ってくる。簡単だから当たり前かな。青はサントリー、赤はコカコーラ、白はキリン、黄緑の伊藤園、他にダイドードリンコやポッカなどもある。
みんな自販機に慣れてしまっているから何とも思わないけれど、こんなに自販機が並んでいる都市風景は日本だけだと思うよ。なんでかねぇ
工事現場の必需品?
2008.02.06 Wednesday
「茗荷谷界隈の風景」
今日も雪のふる東京になっている。積もるほどではないと思うが、マンションの11階から見える光景は、遠景が雪にかすんでハイキーなモノクロ写真のようだ。
そんな冬の真っ最中の東京では、あちこちでマンションが建設されている。寒い中で働く職人さんたちも大変だ。写真のように足場の組まれた建設現場には、完成より早く自販機が置かれていた。職人さんたちが休憩時間に利用するのを見越して設置したのだろう。細かなビジネスチャンスも逃さないしっかり者が自販機業界なのだろうか。
そういえば、自宅マンションの入り口にも自販機が置いてあり、近くで道路工事があった時など、自販機の売り上げが驚くほどあった。現場の職人さんたちが飲むドリンク類はいかに多いかということが良くわかった。それは、マンションの公共部分で使う一年間の電気代が、3台の自販機の利益でまかなえるほどであった。
それを考えると、人手のない商店が自販機に頼りたくなる気持ちも判らないではない。でもそれは、東京という都会で沢山の人が歩いているから可能な事で、シャッター通りと言われる地方の商店街ではなかなか難しい。そもそも人が歩いていないものね。春になったら、そんな地方での自販機風景を撮影してくるつもりだ。どんどん地味なテーマである自販機の風景にのめり込んでいくけれど、飽きるまで撮ってみようと思っている。
今日も雪のふる東京になっている。積もるほどではないと思うが、マンションの11階から見える光景は、遠景が雪にかすんでハイキーなモノクロ写真のようだ。
そんな冬の真っ最中の東京では、あちこちでマンションが建設されている。寒い中で働く職人さんたちも大変だ。写真のように足場の組まれた建設現場には、完成より早く自販機が置かれていた。職人さんたちが休憩時間に利用するのを見越して設置したのだろう。細かなビジネスチャンスも逃さないしっかり者が自販機業界なのだろうか。
そういえば、自宅マンションの入り口にも自販機が置いてあり、近くで道路工事があった時など、自販機の売り上げが驚くほどあった。現場の職人さんたちが飲むドリンク類はいかに多いかということが良くわかった。それは、マンションの公共部分で使う一年間の電気代が、3台の自販機の利益でまかなえるほどであった。
それを考えると、人手のない商店が自販機に頼りたくなる気持ちも判らないではない。でもそれは、東京という都会で沢山の人が歩いているから可能な事で、シャッター通りと言われる地方の商店街ではなかなか難しい。そもそも人が歩いていないものね。春になったら、そんな地方での自販機風景を撮影してくるつもりだ。どんどん地味なテーマである自販機の風景にのめり込んでいくけれど、飽きるまで撮ってみようと思っている。