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2022.09.20 Tuesday

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    鴬谷界隈の自販機

    2008.03.31 Monday

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      「ブロック塀と一体化した自販機」
      JUGEMテーマ:写真

       カメラを持って歩くのがフォトグラファーの基本である。だから腰が痛くなっても、足が痛くても暇があるとブラリブラリと外に出る。とはいっても、これが簡単に出来るようになったのは最近だ。そう、デジタルになってからなのだ。デジタルになってからはフィルム代の心配が無いので、安心してパカパカシャッターを押せる。だから楽しくなって際限なく写真を撮ってしまう。しかし、これが良くない。なぜなら写真に緊張感が無くなってきたように思う。だから自分でテーマを決めてシャッターを押すようにしている。これはこれで、とても楽しいし組み写真の勉強にもなるのだ。デジタルと銀塩は一長一短あるのだよ。


      「駅前の舞台衣料品店」
       鴬谷へ行こうと思ったのは、古いキャバレーの建物があるらしいと聞いたからだ。あちこち探したけれど見当たらなかった。もう取り壊されたのかも知れない。日暮里から鴬谷にかけての雑然とした風景はとても魅力的で面白い。写真のような店もあるし、戦い抜いた古戦士のように壊れかけの店もある。


      「連れ込みホテルと言っていた」

       そんな場所に鴬谷のホテル街があった。何故か妙に綺麗な通りのだ。掃除が行き届いていて、水打ちまでされている。毎晩男女のあれやこれやが行われる場所だけに、関係者が気を使っているのだろう。渋谷の円山町とはまた違った、風俗街としての礼儀が残っているような気がした。


       一番上の自販機モノクロ写真は、近くの住宅地で撮影したものだが、ブロック塀を取り壊しすっぽりと自販機を壁代わりに入れ込んでいる。これをどう捉えるかはそれぞれあると思うけれど、奇妙な律儀さを感じた。東京の下町に感じる、礼節と律儀さに妙なエネルギーを感じるのは僕だけではないだろう。パクッ


      小石川の自販機風景

      2008.03.29 Saturday

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        「空き地と自販機」
        JUGEMテーマ:日記・一般
         


         文京区の小石川は昔、礫川と書いたそうだ。それで後楽園駅の横にある公園の名前が礫川(れきせん)公園となっているわけだ。礫は「つぶて」とも読むので、それで小石になったのかな。なるほどと納得してしまった。


        「懐かしの保証牛乳」
         


         カメラぶら下げて街を歩いていると、いろんな物が目についてついシャッターを押してしまうのだが、この写真は剥がされていた看板の文字に目が止まった。いまでも保証牛乳なんてあるのだろうか。いつのまにか名前を聞いていない事に気がついた。自分の記憶を辿って行くと、小学校の頃に家に配達に来ていたような気もするが定かではない。いずれにせよ、だいぶ昔の事である。懐かしい看板の文字であった。


         「稼ぎ頭は自販機か?」
         


         小石川は古い街だから、再開発されていないところにはモルタルやトタン板の古い家がまだたくさん残されている。古家の風景を撮影しているので、このところ小石川を歩き回っている分けだ。自販機の写真も撮影するようになると、ある法則が見えてきた。だいたいモルタル作りの古い商店には、かなりの確率で何台もの自販機が設置してある。だから、都内の古家の風景の中には真新しい自販機が写り込んで来る。


         酒屋とタバコ屋と牛乳店には100%置いてある。それだけ商売が難しい業種になってきたのだろう。専売公社で塩を売っていたのが懐かしく思い出される時代なのだ。パクッ

        丸ノ内線・後楽園駅の桜情報

        2008.03.28 Friday

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          JUGEMテーマ:日記・一般
           「小石川礫川公園の桜」


           東京では、いよいよ明日が桜の見頃になるだろう。先週末から空いてる時間を利用して都内の桜を見て歩いたが、ここのところの陽気で一斉に花が咲きだした。後楽園駅横の礫川公園の桜も、目立たない所にあるにも関わらず、写真のようにこのときとばかり存在を主張している。明日からしばらくは、あちこちの公園で花見の酔客が絶えないだろうね。


           「ラクーアのビッグ・オーと桜」


           春休みになったから学生たちの姿が東京ドーム周辺に多いのだと思っていたら、ドームから大音量でギターの音が聞こえてきた。ロックバンドのドームコンサートがあるらしい。ドームは野球よりコンサートの時の方が人が混雑するようになったね。


           「これで9分咲きかな」


           23日に紹介した白山の高台にあった桜は満開に近くなっていた。思っていたようになかなか見事に咲いている。桜並木も良いが、このように一本だけ独立して咲き誇る桜も捨てがたい。日本三大桜の一つ、福島・三春町の三春桜も岡の上に独立している桜で、その姿は桜が咲いていなくても、自然の優美さを感じさせるものだった。この木にそこまでのものは感じないが、なかなか立派である。しかし、100年後もここにあるとは思えないのが、都会の桜の悲しいところでもある。パクッ

          播磨坂・茗荷谷の桜情報

          2008.03.26 Wednesday

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            JUGEMテーマ:日記・一般
             「播磨坂は桜満開」


             昨日に引き続き今日も春らしい日になった。打ち合わせに行く前の時間を利用して小石川の播磨坂に行ってみたらもう桜は満開で、たくさんの人が昼休みを利用して桜を見ていた。


             「早くも満開の桜」


             この調子だと週末には花が散り始めそうな気がする。桜は咲いてから気温が下がると長持ちするらしいけれど、東京の気温はこの先どうなんだろうね。飯田橋の土手や靖国神社の桜はまだこれほど咲いてなかったので、週末が見頃だと思うけれど播磨坂は今だね。


             「昼休みに桜見物」


            見事に咲き誇る播磨坂の桜に、急遽今夜は近くのイタリア料理店を予約して夜桜を見ながらパスタとワインを楽しむ事にした。播磨坂には美味しいイタめし屋さんが何店舗もオープンしているのであった。女優のN・Yさんを誘ったら行きますとの事なので、今日は賑やかな花見になるぞ。今年は体調が良くないので禁酒していたが、今日は少々ならワインを楽しんでも良い事にしよう。花見の時期は医者も見逃してくれるはず。




              「茗荷谷駅前の桜も満開近し」


             播磨坂からは茗荷谷駅が近いので、歩いて行ったら駅前交番横の桜も満開に近かった。
            全般的に靖国神社側より小石川の方が咲くのが早いようだ。しかし、ピンク色があちこちに映えると東京も明るくなるね。暗い話題が多いけれど、少しでも気持ちが前向きになるので、桜は良いね。パクッ
             

            飯田橋・九段の桜情報

            2008.03.25 Tuesday

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               「外堀通りの桜並木」


               今日は本当に春らしい天気で、外を歩いていると気分が良い。これで杉花粉が無ければ鼻水流しながら桜見なくてもすむんだけれどね。


               その陽気に釣られて、飯田橋から四谷にかけての土手沿いにある桜並木を散歩がてら見に行ったら、写真のようにまだ3分咲き程度だった。日当りの良いところでは、七分から八分程度まで咲いている木もあるので、今週末は見頃になっているかも知れない。法政大の前の土手にはテントを張って花見の場所取りしている若者もいた。なんとなくみんな浮き浮きしているようで、陽射しが一層明るく感じられる。


               「満開の桜も・・・」


               桜もいろいろ種類がある。飯田橋と市ヶ谷の中程にあった桜はもう満開であった。濃いピンク色の花がしなだれているので、しだれ桜かも知れないな。OLたちが盛んに写メールをとっていた。たしかに春である。濃いピンク色も良いけれど、ソメイヨシノの淡いピンクが僕は好きだ。桜並木も良いが、一本だけ密かに咲いてる桜も捨てがたい。派手さは無いがしっとりした存在感が日本らしくて好きなんだな。



              「今日の靖国神社の桜」

               日本らしいと言えば、靖国神社の桜はまだ写真のように3分程度だった。境内では桜祭りの出店の準備で賑やかだ。靖国神社も春になると待ってましたとばかり明るく活気づく。神社の周囲の桜はもう八分咲きぐらいなので、やはり見頃は今週末だろう。物凄い数の人たちが花見にやって来る。ちょっと僕も浮き浮きしてきた。パクッ
               

              懐かしの自販機

              2008.03.24 Monday

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                 「まだまだある昔の自販機」


                 久しぶりの自販機写真です。桜の続報を、と思ったのですが今日は雨が降っているので、部屋でのんびりする事にしました。


                 ようやくコートを脱いで外を歩けるようになると、Dパックを背負って歩く人たちに近所でよく出会うようになった。山歩きをするような恰好の年輩の人たちが、グループで何やらあちこち指差しながら都内を歩いている。ある友人に聞いたら、いま散歩のブームなんだそうである。


                 団塊の世代が退職の時期を迎えたが、まだまだ元気を持て余しているらしく、家にいるより外に出てあちこちの街を歩いているらしい。情熱と好奇心がおう盛な世代だからジッとしていないのだろう。古くなって味が出てくる頃なので、リタイアするより何か面白い事をやって欲しいね。


                 「瓶タイプの自販機」


                 古いと言えば、自販機も新しいものばかりではなく、いまでも古いものが活躍している店もある。そのなかで、この写真のタイプは今ひとつ意味が判らない。というのもキリンの自販機にサッポロビールが飾られている上に、缶ビールと瓶ビールが一体になっているので、本当に飾られている商品が出てくるのか疑わしいからだ。お店のシャレでやっているなら、不便だが面白い。いまなら何が出てくるか判らない自販機があっても不思議は無いからね。


                 とはいうものの、写真のようにすべてに昭和を感じる店も残り少なくなってきた。古くても味のある建物や機械は残しておいてくれないかな。パクッ

                桜速報

                2008.03.23 Sunday

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                  JUGEMテーマ:日記・一般
                   「東京の開花宣言翌日」


                   一昨日ニュースを見ていたら、靖国神社の桜が咲き始め、気象庁から開花宣言があったとレポーターも嬉しそうに話していた。温かくなってきて、散歩がてら桜の写真を撮ろうと意気込んでいたので、このニュースは僕の背中を押してくれるようなものだ。早速、近くの公園に桜を見に行ったら、もう蕾が開きかけていて来週末には花見が出来そうな雰囲気だ。


                    「週末には見頃かも」


                   ついでに近くの路地裏を桜を求めてウロウロしていたら、古い住宅街なので庭に桜が残されている家が結構あった。老夫婦が桜を眺めながら、仲良く散歩している姿が微笑ましい。結婚生活は困難な事がたくさんあるけれど、二人で乗り切って人生の晩年を仲良く過ごせるなんて羨ましい限りである。50歳過ぎてからの人生が大事なんだな。


                   「この桜の満開が楽しみだ」


                   小石川の高台へと歩いて行ったら、写真のような桜の木があった。古くからのお屋敷があった場所なので、土地の所有者が切らずに残しておいたのだろう。古木らしい。人気の無いところなので、満開になる頃を見計らってまた来てみよう。壮観だろうなぁ。パクッ


                  大宜味村と58号線

                  2008.03.22 Saturday

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                    JUGEMテーマ:日記・一般
                     「昔は白い砂浜だった」


                     ヤンバルの村、大宜味村の西海岸沿いを走る58号線、通称ゴッパチの何気ない写真だ。天気の良い日は大宜味村の海も、写真のように綺麗なコーラルブルーに染まっている。ぼくは、大宜味村には良いビーチが無いと常々思っていた。この写真も沖縄なら当たり前の海の風景である。取り立てて大宜味の海と言えるようなことはない。


                     しかし、道の駅大宜味で出会ったオジィが話すには、ヤンバルの西海岸を走る58号線は元々白い砂浜だったというのである。名護まで白い砂浜と松林が続いていて、それは綺麗な風景だったそうだ。


                     平坦な土地が無くて海岸を埋め立てている大宜味村には、綺麗な海の風景があったのだ。今となっては想像するだけだけど、もし昔のままで他に道路を付けていたら立派な観光資源になったと思う。残念な気がした。


                     しかし、長寿の秘密を探るという今回の取材は、オバァたちの明るい性格と新鮮な野菜をたくさん食べ、バリバリ働きみんなで唄って踊るという昔からの暮らしが一番という事になってしまった。不便なところが反って長所になっているところがミソである。便利さを追いかけても幸せになるとは限らないのであった。


                     58号という立派な道路を作って便利になったけれど、観光客は素通りして行くし、村の若者はこの道路を使って外に出て行ってしまう。日本全国、地方の村は困難ばかりだ。そろそろ新しい価値観が必要な頃だと思うのだが・・・。パクッ

                    100年前の芭蕉布

                    2008.03.21 Friday

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                      JUGEMテーマ:日記・一般
                      「カツおばぁの芭蕉布」


                       大宜味村は長寿の村として知られているけれど、芭蕉布の里でもある。バナナの木のような芭蕉の葉から取り出した繊維を編んで布にする、沖縄らしい伝統工芸だ。


                       芭蕉はバナナの木に似ていると思っていたが、村のオジィに聞いたら、芭蕉はバナナのなる実芭蕉(みばしょう)、糸をとる糸芭蕉(いとばしょう)、花の咲く花芭蕉(はなばしょう)の三つがあると教えてくれた。似ているけれど、それぞれちょっと違うらしい。僕には見分けがつかなかった。ちょっと修行が足らないね。


                       芭蕉布会館があって見学出来るけれど、なんだかつっけんどんでいやーな感じであった。お前ら邪魔なんだよ、というのが見え見えで、それなら見学なんてさせなければ良いのにと思ったね。まったく何考えてんだか。


                       まぁ芭蕉布にはそんなことがあって、良い印象は持っていなかったのだが、カツおばぁが母親から譲り受けたという写真の芭蕉布を見せてくれた時は感動した。生活の中に芭蕉布が生きていた時代のものなので、100年経ってもぬくもりがある。またおばぁの誇りが一杯詰まっているのも感じられた。


                       生活の中で輝いていた工芸も、伝統工芸と持ち上げられ回りの人から距離を置かれ始めると衰退してしまう。また芭蕉布が生活の中に戻って行く事が出来ればと思ったが、時代が進んでくると難しいのかな。パクッ

                      寂れた商店街で

                      2008.03.20 Thursday

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                        JUGEMテーマ:日記・一般
                        「モルタルハウスの煎餅屋」


                         桜の写真を撮ろうと張り切っていたのに、今日は朝から雨がふっている。盛り上がった気持ちも、雨粒に押し流されてしまった。最近アップしていない自販機の写真をと思い、写真を選び始めたのだが、とある寂れた商店街の写真で手が止まった。この写真は新しいのだが、とても懐かしい雰囲気が感じられたからだ。


                         それはモルタルの家だからである。学生時代に住んでいたアパートはだいたいこんな感じの作りだった。八畳一間と台所、お風呂、トイレが付いていて4万円前後だったような気がする。詳しくは覚えていないが、大卒の初任給が10万円前後だったので、結構古い部屋でも割高な感じだった。当然ながら防音など無いも同然で、隣人の生活は手に取るように判ってしまう。日本もまだまだのんびりしていた時代だった。


                         当時は亊あるごとに仲間が部屋に集まり、安い酒をみんなでちびちび飲んでいた。ウィスキーならサントリーホワイト、日本酒は何故か剣菱が人気で、誰かがどこかで手に入れてきていた。万が一ダルマ、つまりサントリーオールドなんて持って行ったら、その夜は「ヒーロー」になれた。


                         モルタルの家を見るとそんな時代を思い出す。しかし、最近は防火基準も厳しくなり、新しい素材の家も建てられているので、それほど見かけなくなってきたように思う。これも昭和の思い出の一つかも知れない。あと10年もすればこのような風景を見かける事は本当に少なくなるに違いない。どこか一抹の寂しさを感じるのは僕だけではないはずだ。パクッ

                        グランドピアノの粗大ゴミ

                        2008.03.19 Wednesday

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                          JUGEMテーマ:日記・一般
                          「野ざらしにされていたピアノ」


                           巣鴨駅からオバァちゃんの原宿として有名な「巣鴨地蔵通商店街」に向けて歩いていたら、写真のようなピアノが外に置いて?あった。いや捨てられていたのかな。ちょっとビックリしたので、写真を撮ろうと思い近づくとなーんだ、紙で作られたフェイクだった。


                           どんな事に使用したのか判らないが、離れて見たら本物と区別がつかない。よく出来ていると感心した。空き地に置いてあるのは何か訳でもあるのかな。しばしその理由を考えてみたけれど、何も思いつかなかった。


                           今日はこれから雨が降るらしいので、このピアノもずぶ濡れだ。こうして朽ちて行く姿を見せるパフォーマンスかも知れないな。一つ裏の通りは地蔵通りで、オジィ、オバァも一杯いるから、善男善女向けのパフォーマンスという訳でもなさそうだ。たぶん、捨ててあるのだろう。


                           今週末にまた見に行ってみよう。なんだか気になる粗大ゴミである。パクッ


                          喜如嘉の階段

                          2008.03.18 Tuesday

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                            JUGEMテーマ:日記・一般
                             「100段あると辛いのだ」


                             大宜味村・喜如嘉の共同売店横に、丘の上の公園へと上がる階段がある。村の全景を撮影するのに絶好の場所なので、取材に来るとどうしても一度は昇る事になる。当然ながら今回も昇ったのだが、半分を過ぎたあたりから左足が痺れてきた。以前はたった100段と高をくくっていたが、いまは100段もあるのかと思えるようになってしまった。


                             同じ場所に取材に向かうと、体力の違いを感じる事があるけれど、大宜味村のように急峻な山だらけの村はことのほかそれを思い知らされる。15年前に80歳過ぎたオジィとこの村でタンカン狩りに山へ行ったら、歩くのが早くてとても着いて行けなかった。それがきっかけでジョギングを始めたのだが、今回も運動不足を感じてしまった。


                             撮影機材は以前に比べたら凄く軽くなっているので、体力が衰えてもそんなに問題にはならない。しかし、僕のようにあちこち歩きながら撮影するフォトグラファーは、日頃から体力を養っておかないと、思うように写真が撮れなくなる。頭の片隅に「ヤバイ」という文字がチカチカし始めたような気がするな。


                             さて、そんなことを考えていたら、もうすぐ桜の季節になるころだ。運動不足の解消も兼ねて、このブログでは都内をあちこち歩いて桜の写真をアップすることにしよう。今日も良い天気なので、さっそくこれからカメラを持って桜探訪に行きます。パクッ