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2022.09.20 Tuesday

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    「沖縄一」美味しいそばらしい。

    2009.04.28 Tuesday

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      取材中に琉球王朝の話で盛り上がっていたら、話題がとつぜん沖縄そばになってしまった。
      Aさんの話では、沖縄中のそばを食べ歩いた友人が「沖縄一美味しいそば店は東南植物園の前の店だ」と断言したらしい。

      ちょうど取材の車が沖縄市に向かっていたので、それではみんなで確かめに行こうと全員一致で仕事を放り出し、その食堂のある東南植物園を目指した。

      お目当ての食堂はすぐ見つかった。



      店の前には食事を終えたオジイたちがたむろし、スピーカーからはハワイアンが流れていた。ダラーッとした光景がなんとも南の島の光景だった。
      とはいえこれが本当に沖縄一美味しいそば屋なのか、とちょっと疑問符がつくような雰囲気でもあったが、意外に名店は外観にこだわらないものかも知れないなぁ、と自分を納得させながら店に入った。



      店の中では、台湾からの旅行客と思われる一団がソーキそばを食べながら、中国語で何やら話していた。たぶんそばについての批評をしているのだろう。そばを箸で指し示しながら意見する人、黙々と味見をしてぶつぶつ話す人などその一角だけが賑やかだが、昼時にも関わらず、閑散としていた。

      ぼくらもソーキそばの並、500円を頼んだ。あっという間にそばが運ばれてくる。
      スープはあっさり系とこってり系の中間ぐらい、ちょっとこってりが勝っているかも知れないな。ずいぶん甘い気がする。

      麺は細麺でした。

      美味しいけれど沖縄一というほどではないように思った。でも食べ物は好みが人それぞれあるので、沖縄そば通の友人にとってはこの東南食堂のそばが沖縄一なのだろう。



      店ではお土産用に島唐辛子を酢に漬けたものを売っていたが、そばよりもこれらの商品に力が入っているような気がした。

      あまりに普通の沖縄そばなので、あえて写真はのせませんでした。
      それから、紅生姜は盛りつけて持ってくるので、嫌いな方は注文時に「紅生姜はのせないで」と断った方が良いでしょう。

      そばを食べ終わった頃にはスピーカーで流れていた音楽が演歌に替わっていた。
      どんな基準で音楽を流しているのかわからない。店主の好みとしたら、幅広い趣向の持ち主であるなぁ。










      サービス精神旺盛なのだ

      2009.04.27 Monday

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        「島尻ドライブ」


        琉球ゴルフクラブの入り口前にはチャーリーレストランがある。その横にぽつんと味のある自販機があったので写真を撮ることにして車を止めた。看板にあるようにグリーンヒルという名前のレストランの駐車場だった。

        時間も昼時だったのでついでに昼ご飯と思い、店にに入った。このレストランの日替わりランチを勧められたのでオーダーし、しばし待っていると女性スタッフが抱えて持ってきたお膳にびっくりした。

        「これで650円」


        沖縄そば、ジューシー、刺身、天ぷら、サラダ、写真には写っていないけれど、食後のアイスコーヒーがついて650円なのだった。

        味はさておきそのボリュームに驚いた。

        後から入ってきた常連客たちは知っているらしく、ほとんどのオーダーは日替わりランチだった。南部のドライブでお腹空いた時は、ボリュームを求めるならこの店だね。

        石垣島の刺身食べ放題ランチにも驚いたけれど、ウチナンチュのサービス精神には頭が下がるね。これでは利益が薄くて大丈夫なのかと人ごとながら心配になるなぁ。













        パンダ対こぺんぎん

        2009.04.25 Saturday

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          「安里駅下の自販機」

          同じ赤い色のコカコーラとUCCの自販機が並んでいた。安里駅のりうぼう前にある競い合うもの言わぬ自販機だ。

          しかし、この安里りうぼうの裏に石垣島のぺんぎん食堂が新しく出店してきた。名前は「こぺんぎん食堂」。メニューはスーチキそば、トムヤムクンそばなどオリジナルの沖縄そばが並んでいた。ぺんぎん食堂は石垣島のラー油で大ヒットしている。いまでは注文してから2、3ヶ月待ちになっているらしい。この店ではそばを注文した人にしか販売はしないそうだ。

          那覇には同じ中華系の店に「パンダ餃子」がある。こちらは安くて美味しくて量も多い大人気の食堂で、小禄に二号店もできた。石垣のぺんぎん対那覇のパンダというライバル対決がここに出現した訳だ。もちろん本人たちはそんなことは気にもかけていないと思うけれど、外野席から見ると興味深い戦いなのだ。

          「こんな店もあるのだ」

          しかし、そんな対決はさておき安里駅前にはこんな店もある。取り立てて特徴のない店だが、これから独創的なオリジナルそばの店が出てくると、競争に取り残されるかも知れない。ウチナンチュには申し訳ないが、すでにここ数年で沖縄で食べる沖縄そばよりも美味しい沖縄そばの店が、東京にはいくつも存在するようになった。

          沖縄そばの大競争時代がやってきているようだ。島内だけではなくて、本土を含めての競争になる。そば屋でもやるかというのではもはや通用しない時代なのだろう。

          そば好きにはありがたい時代と言える。

          さて、いつもの酒屋に行ってビールでも買おうかと思って店内を歩いていたら、面白い商品を見つけた。「黒糖玄米」という飲料だ。



          じつはアリゾナの知人が正月に遊びにきたおりに玄米の効用を熱く語って行った。アメリカで黒糖味の玄米ジュースを販売するのだと話していたが、既に沖縄には同じような商品があった。早速試飲して感想を教えてあげよう。

          ちなみに、「こぺんぎん食堂」の味はと値段は折り合わないと僕は思いました。つまり、少々お値段が高くサービスも良くないのでした。水餃子は圧倒的にパンダの勝ちかな。

          まぁ好みは人それぞれなので気になる人は試してみてください。

          琉球浪漫

          2009.04.24 Friday

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                           「阿波根古橋」
                

            沖縄の各地を撮影して歩いていると、いろいろな史跡や遺跡があらわれる。太平洋戦争の戦跡も数多いけれど、琉球王朝にまつわる史跡、遺跡もまた多い。

            首里城や今帰仁城趾、中城城趾、斎場御嶽などは世界遺産になっているのでご存知の方も多いことだろう。しかし、それ以外にも観光客がまわれるような場所ではなく、ひっそりと森の奥に隠れたような600年以上前の史跡が各地にある。

                            「阿波根に残る宿道」


            600年前の王朝時代に国頭や糸満から首里城へ向かう道が整備された。それらの道を宿道(スクミチ)と呼んでいた。本土で言えば東海道や中山道という街道にあたる道だ。沖縄の人たちは海洋民族だから、陸地を行くより船で移動した方が便利で早いと、それまで道が発達しなかったそうだ。

            このスクミチが出来て、首里城を中心に本島の北から南へ道路での往来が活発になって行ったらしい。宿場が発達し、馬や商人たちが通り過ぎるにぎやかな風景がイメージされる。

                           「阿波根古橋」 
                

            皇居の石垣や大阪城の石垣など立派な石垣が本土にも多く残っているが、それらの技術は琉球を経て本土に伝わって行った。当時の石橋や石畳が未だに崩れずに遺っているのだが、たいていが森の中にあるので、観光客の目に触れることはない。

            これらはとても良い観光資源なのだが、沖縄県は全く興味がないようだ。もったいないとしか言いようがない。

            現在これらを網羅すべく撮影が進行中なので、少しずつこのブログでも紹介したいと思っている。


            雨の沖縄県立博物館

            2009.04.22 Wednesday

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              今週に入ってからぐずついた天気が多い沖縄である。まるで梅雨に入ったかのようだ。
              今日も朝から曇っていて撮影は延期にした。案の定、昼前からぽつりぽつりと雨が落ちてきた。

              友人から昼飯でも食べようと連絡が入り、部屋でやることもないのでおもろ町まで出かけて行った。ついでに県立博物館をのぞいてきた。



              白いイメージの建物で、美術館と博物館が一緒になっている。初めて入ったけれど、正直な感想は「なんでこんな作りにしてしまったの?」と疑問だらけであった。フォトグラファーという仕事柄いろんな美術館に行くけれど、展示が博物と美術に分けているとはいえ、ちょっと混乱してしまう。体の不自由な人には三階まで階段を歩くのは大変だから、エレベーターだけでなくエスカレーターもあれば助かるのになぁ。



              駐車場から歩いて入ったけれど、博物館の展示だと思うが、昔の高倉やアマハジの家が並んでいて、美術館に行くのにはちょっと雰囲気が良くないと思う。もう少し違ったやり方があったのではと思ってしまった。

              まぁ、それはそれとして友人と見た博物館の展示は「人体の不思議」展である。全国を回っている持ち込み企画だ。せっかく新設した博物館なのだからもっと沖縄の独自性を出せば良いのにと思った。僕はこの企画あちこちで見たので飽きてしまった。確か先月は川崎でもやっていたはずだ。同じパッケージを企画会社があちこち廻しているのだろう。



              と言いながらも、面白いものを一つ見つけた。庭に展示されていた「シーシ」つまり、シーサーのオリジナルかな。年月を感じる良い色と形をしていた。こういうのをもっと現地で見たいものである。







              ヨネコのその後

              2009.04.21 Tuesday

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                昨年11月の沖縄取材時に見つけた写真のポスター「ヨネコにまかせて!」が気になっていた。
                那覇市議会議員補欠選挙のポスターである。とてもインパクトのあるコピーだったので、結果はどうなったのか知りたいと思い、今回の那覇滞在で調べてみた。

                補欠定員五人のところに九人が立候補したそうである。残念ながら「ヨネコ」氏は八位で落選だった。市民はヨネコにまかせられないと思ったようだね。

                これに負けずにまた面白いコピーのポスター作って頑張ってください。

                           「突然現れた牧志ののら猫」


                さて、取材の合間をぬっていつもの牧志のコーヒー屋に出かけたら、一匹ののら猫が近寄ってきた。近くの桜坂にある公園には、たくさんののら猫がいるのでその一匹かも知れない。
                あたりの様子をうかがい、こちらをちらりと視ると安心したように軽やかに去って行った。

                多少体の動きが不自由なぼくは、猫の見事な動きが羨ましく感じてしばらく見とれていた。
                歳をとってくると当たり前の事に感動したりする。
                いよいよぼくも立派なオジサンになったようだ。



                ついでにこのヤシの木に実っている赤い実と青空の対比にも感動したのだった。






                沖縄ゴルフ日和

                2009.04.20 Monday

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                                「カヌチャでリゾートゴルフ」

                   

                  ハードディスクの思いがけない故障で一ヶ月遅れの沖縄取材になった。でもそのおかげでうりずんの季節を楽しむ事が出来るはずだった。週末は東京からきた知人たちとゴルフをすることになっていたので、琉球ゴルフクラブとカヌチャリゾートで快適な気候でのゴルフが出来た。

                  しかし気候に恵まれたのはここまでで、週明けとともに曇天、そして雨となった。



                  快晴でのゴルフがうそみたいである。

                  それでも気を取り直してしっかり準備を進めている。
                  今日は「抱瓶」で琉球史に詳しい方からレクチャーを受けた。これからの撮影に同行し、手伝ってくれる事になった。琉球の歴史は面白い話がたくさんあり、それが遺跡として残っているのだ。戦争で失った遺跡もあるが、まだまだ残された遺跡も多くある。

                  これからそれらの遺跡を写真に収めて、このブログで紹介して行こう。まだ始める前なの大きな事は言えないが、みんなが興味を持ってくれる写真を撮りたいとおもう。

















                  休んでました。

                  2009.04.17 Friday

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                                   「自販機の風景1」 


                    2月の末にiMacのハードディスクが壊れてしまった。購入してから一年半が過ぎてもすべて調子が良い状態で、気持ち良く使っていたのだが、とうとう立ち上がらなくなってしまった。

                    データをバックアップしてなかった写真映像などが3ヶ月分あり、その復旧作業に約2ヶ月もかかってしまったのだ。

                    というわけで、脇目もふらずせっせと毎日写真データを取り込んでは、調整するという作業を続けていた。当然ながらブログの方はお休みです。

                    今週ようやくその作業が終わり、ほっと一息つきました。
                     
                                 「自販機の風景2」
                         

                    それもつかの間、今日からは沖縄の撮影に出かけます。

                    一ヶ月前に予定した沖縄の撮影ですが、延びたおかげで「うりずん」の季節に撮影出来ます。これからの二ヶ月が沖縄で一番良い時期ですから目一杯楽しみながら撮影を頑張るぞっと。


















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