電子書籍が出ます。
2010.07.31 Saturday
「SAGUARO BOOK」
バブーにて好評発売中
300円
ipadやiphoneが話題になり、キンドルも含め電子書籍元年ということで、日本の出版社や大手印刷会社は右往左往している。乗り遅れたら惨めな事になるから、各社必死である。
だが、この電子書籍もっとも恩恵を受けそうなのは、著作権を持つアーティストたちであろう。しかも、書籍を自分で企画し、デザイン制作出来る人たちにとっては願ってもない環境が出現した。
これまでだと、企画した本が出版されるまで大変な時間と労力が必要で、出版社からOKをもらうまでに疲れ果ててしまった。だがこれからは、自分が出したいと思う本は電子書籍にして出せば良い。
取材や撮影は今まで通りだが、出版社の都合で企画が通らないと言った心配はない。しかも売れた分の70%が印税だ。なんと印税は7倍である。しかもマーケットは日本だけではない。世界中である。会社の公用語が英語になった、なんてことがニュースになっているが、
この現実はアーティストにしてみれば、待ってましたという時代なのだ。間違いなくこれからユニークな本がたくさん出てくるようになる。
だが心配もある。ノーチェックと言うことは質が悪いものも含まれるということだ。まさに玉石混淆の世界だ。
質の悪い物の多いサイトは淘汰されるので、いずれ落ち着いて来ると思うけれど、しばらくは玉石混淆の電子書籍サイトにつきあわされる。これまでの出版社ほどではないにしろ、どのサイトでも書籍の質のチェックがなければ、読者は離れて行く。
乞うご期待。
1996年の写真展に思う。
2010.07.11 Sunday
横田栄一写真展
「四谷三丁目にあったモールからのPC」
平カズオ写真展
「新宿のオリンパスギャラリーからのPC」
齋藤さだむ写真展
「調布市のプラザ・ギャラリーからのPC」
1996年に送られてきたそれぞれのPost Cardだが面識のあるのは平カズオ氏だけである。
日大写真科で勉強中の時代、アサヒカメラでアルバイトをしていた。その時の先輩アルバイトが平カズオ氏だった。
小柄で良くしゃべる男だった。いつもカメラを持って歩いていて、スキあらばスクープ撮るぞというやる気満々の雰囲気の人のように感じていた。風の便りで活躍しているらしいと聞いているけれど、どうなんでしょう。
この頃はまだデジタル写真なんて想像もしていなかったので、銀塩写真が主流でいま思えばフィルムの最後の時代だったのかも知れない。写真展のPost Cardにもそれぞれの特徴があり面白い。
みなさんはどこに特徴があるか分かりますか。答えは「琉球古道遊学倶楽部」に書き込んでおきます。
ヤンバルの琉球古道
2010.07.07 Wednesday
沖縄最古のグスクと言われる「シイナグスク」跡
ひつそりとした森の中に、サンゴ石灰岩の鋭く尖った岩が所狭しと転がっている。こんなところにグスクがあったなんて俄には信じられないような光景だった。
この主だった按司はその後今帰仁グスクへと引っ越して行ったそうだが、この風景を見る限り今帰仁グスクの方がはるかに住みやすいと思う。引っ越したくなる気持ちは分かるなぁ。
しかし、下草が刈られていたり、入り口に簡単な案内があったりして人の気配がある。この奇妙な石ころの風景を管理されている方がいるようだから、見学するときはマナーを守ろう。
もっと詳しい情報と写真は、琉球古道遊学倶楽部「http://ryuukyuu.ning.com/」にアップしています。興味のある方はお立ち寄り下さい。
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