宮古島で見つけた棘棘

2007.07.15 Sunday

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    水字貝「水字貝」
    台風のせいではないけれど、アリゾナから話は一気に沖縄に飛びます。夏休みが近付いてきたので、そろそろ沖縄の情報を紹介することにしよう。30年以上沖縄各地を歩きながら取材しているので、ほとんどの島を歩いている。特に秘密のビーチや、オバァのやっている沖縄食堂、それから沖縄のミュージシャンには詳しい。左の写真は、宮古島で知り合った元テニス選手がビーチで拾った水字貝。お守りとしても人気があるのだが、棘棘好きな僕は堪らず欲しくなってしまった。残念ながら分けてはもらえなかったので、記念に写真を撮らせてもらった。近くのビーチの朝の散歩で見つけたそうだ。うらやましい。

    たこご飯宮古島の「たこご飯」
    池間島に渡る大橋の手前にお食事処すむばりという食堂がある。ここは島ダコ料理がおいしい店である。沖縄にも島ダコ料理中心の店というのはなかなか無い。島ダコは居酒屋の定番メニューで人気もあるが、いつでも手に入るわけではないので、食べられないこともある。離島のオジィたちが、珊瑚の浅瀬に潜ってタコ漁するのは、趣味と実益を兼ねているからだ。小さな島に魚屋は無いからね。タコが捕れたときのオジィたちの自慢そうな顔は輝いているのである。見ているこちらも嬉しくなってしまう。沖縄に行ったときはぜひ「たこご飯」ご賞味下さい。

    ピカチョピークの風景

    2007.07.15 Sunday

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      窓に吹き付ける雨が激しくなってきた。台風が近付いているのが実感される。さて今日は、アリゾナの穴場情報を投稿しよう。
      アリゾナ州フェニックスからインターステート10号線で、南に1時間ほど走るとPICACHO Mtsが見えてくる。ここにもサボテン公園があるので、ときどきドライブがてら立ち寄ったりしていた。Picacho Peakにはレストラン兼お土産屋みたいなものがあるので、遅いランチにはピッタリだった。ただし量が多いのと、味は期待できないのが残念なところだけれどね。それでも、高いところから眺めるアリゾナ砂漠の風景はなかなかのものである。とくに砂漠の中をサンタフェ鉄道の長い車列が、ズンズンと力強く進んでいく風景は、西部開拓時代を思わせる。周りに人工物がないので、当時とそれほど風景は変わっていないはず。ここは訪れる人も少なくのんびり出来るので、僕のお気に入りの場所の一つになっている。
      ピカチョピーククネクネサグアロ
      そういえば、この近くに刑務所があった。アメリカ映画でよく見る、鉄条網で覆われ、監視塔に銃を持った男たちが立っている、あの風景が目の前に現れたときは緊張した。周りに人家がないので建てられたのだろう。ヒッチハイク禁止の看板を見かけた時に、そりゃそうだよと頷いてしまった。

      サボテンフレーム

      2007.07.14 Saturday

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        サボテンのフレーム前回の続きです。これが枯死したサボテンを広い集め、乾燥させて作ったフレームの写真です。木目(?)というか、木肌というか同じ形や太さのものは無い。なので、似たようなサボテンのリムを組み合わせて一本のフレームにするのだ。こうして作られたサボテンフレームは、アリゾナではSAGUAROサボテンを保護しているので、大量生産は出来ない。材料となるサボテンのリムは広い集めるしかできないからだ。だからとても貴重なものといえる。僕のところにもあと数本しか残っていない。ほとんど写真作品とともに売れてしまった。一度このサボテンフレームを目にするとみんな欲しがる。たぶん荒削りな模様と質感が日本人の感性に合うからだろう。もし手に入れたいとご希望の方がいたらご連絡下さい。ご相談に応じます。

        サボテンが枯死すると・・・

        2007.07.14 Saturday

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          デッドポールサボテン アリゾナ南部の砂漠に林立している巨大SAGUAROサボテンもやがて死を迎える時期が来る。一般的にサボテンの寿命は200年と言われている。その最後の姿の写真がこれだ。このあとは倒れ、朽ちていく。写真を見ると、サボテンの中はリムと呼ぶ骨組みがしっかりしていて、大きな体を支えているのが分かると思う。このリムは乾燥するととても堅くなる。僕はこれを加工して写真のフレームにした。おかげでサボテンの写真展はすばらしい雰囲気になった。そのサボテンのフレームの写真は、次の投稿でお見せしましょう。
           ところで、楽しみにしていた昨晩の日本対UAEは安心して見ていられた。これまで中近東の国との試合は1点差の試合が多く、最後までハラハラしていたけれど、ようやく日本も相手をかわしながら試合を進める事を覚えたようだ。フランスW杯では、ホテルで日本チームはベイビーだと言われ悔しい思いをしたが、少しづつ進歩しているのを実感したゲームだった。高原は本当にストライカーになった。素晴らしい。

          美しい棘棘・・・

          2007.07.13 Friday

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            きょうは日本対UAEの試合があるので早めに帰ったら、TV放送は10時30分から・・・。時間があるのでまた一つブログに投稿することにした。せっかくなので、午前中のブログから棘棘続きです。「綺麗な花には棘がある」という諺がありますね。その通りです。近くの花屋で買ってきたサボテンに花が咲きました。この場合は、綺麗な棘には綺麗な花が咲くということですけれどね。アリゾナの巨大サボテンの花も綺麗だったけれど、小さなサボテンの花もきれいです。
            しかし、日本のサボテン愛好家たちの楽しみ方は、ちょっと変わっていて、いかに奇形のサボテンを作れるかというところに情熱を向けている人たちが多い。突然変異で出来た奇妙な形のサボテンは高値で取り引きされるようだ。サボテンは突然変異を起こしやすい植物で、比較的栽培しやすいことも人気に関係ありそうだ。

            棘棘といえば・・・

            2007.07.13 Friday

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              これまでアリゾナの巨大サボテンを中心に話をしていたけれど、僕の好きな棘棘には他にもいろいろある。例えばこの写真のサザエだ。時々各地の友人から送られてくるが、食べて美味しいし、残った殻は写真に撮る楽しみがある。棘の造形がすばらしく美しい。同じ形のものは一つもない。逆さにピントグラスに写りこんだサザエの殻を眺めながら、どのアングルが一番美しいのか試しているときは、妙な充実感がある。なんだかサザエの遺影を撮影しているような気もしないではないが、自分のイメージに近付いていくのが嬉しいからだと思う。
              サボテンの棘はとても厳しい棘だけれど、サザエの棘は優しい棘だ。しかし、どちらも自分の身を護るために必要なもの。生きるために獲得した形なのだ。そこに美しさを感じてしまう。
              人間だって同じだ。生きるためには多少なりとも棘が必要になるだろう。ただ自然の生き物とは違う種類のものだけれど・・・

              踊る大サボテン(2)

              2007.07.12 Thursday

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                ツーソンのSAGUARO Nat'l Mt 公園で見つけたサボテンは、まるでフラダンスをしているような姿をしていた。この写真を撮ったときは2月だった。ブラジルへ撮影に行く前に、LAでのStop overを利用して初めてアリゾナの知人を訪ねた時のものだ。アリゾナ大学の写真研究室やサボテン公園を案内してもらったときに出会った。僕がSAGUAROサボテンの写真を撮り始めるきっかけになった一枚である。1992年のことだった。しかし、翌年同じ場所を訪ねた時にはすっかり印象が変わっていて、写真を撮る気にはならなかった。今思えば、撮影しておくべきだった。
                後で知ったことだが、雨期になると体の中に水分をため太るそうだ。一本のサボテンで1tから2tの水分が入ってるという。その状態だと、1年や2年は雨が降らなくても生きていられるようだ。さすがに乾燥地域に生きる植物である。ちなみにこの写真のときは太っていて迫力があったのだ。

                踊る大サボテン(1)

                2007.07.11 Wednesday

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                  踊るサボテン
                  アリゾナにいるときは、いつもフェニックスを拠点にして、SAGUAROサボテンを求めてレンタカーで走り回っている。しかし、周囲の砂漠の様子はどんどん変化していく。
                  というのも、このアリゾナは人口が急激に増えているからだ。住民たちは水の心配をし始めているくらいである。一説によれば、毎年フェニックスだけで、5万人が移住してくるのだとか。去年見たサボテンたちが、次の年には新興住宅地に変わってしまうのもしばしばだ。
                  ところで、アリゾナの水源の一つはコロラド川だけれど、ニューメキシコ州やカリフォルニア州も同じ川を水源にしているので、そのうち水の奪い合いになるのではなかろうか。それから、WILDFIREと呼ばれる山火事も頻繁に起こっている。そんな人間たちの心配をよそに、踊る大サボテン。この近くまで、開発の波は来ている。この姿を見られるのも後数年だろう。

                  闘うサボテン?

                  2007.07.10 Tuesday

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                    かかってこいやー!
                    アリゾナとメキシコにまたがるソノラ砂漠の中には小さな町がたくさんある。町といっても道路の両側にパラパラッと家が建っているだけだったり、粗末な家が並んでいるだけのところも多い。そんな町の一つに、メキシコ国境近くのAJOというところがある。
                    フェニックスからドライブしてきて疲れていたので、何気なく並んでいる住宅を見ながら町を通り過ぎようとしたら、馬が見えた。外は40℃以上の猛暑である。気になり車で入って行くと、小さな柵で囲われた中に馬が一頭飼われていた。馬は寒いところの動物だと思っていたが、関係ないようだ。ヒリヒリするような気温なのにのんびり草を食んでいる。近くで犬がわんわん吠えているけど、誰も人はいない。と思ったら、このサボテンがいました。侵入者を威嚇するようにファイティングポーズをとっている。まだ小さなサボテンだけど、これからどのように変化するのだろう。

                    バンザイSAGUAROサボテン2

                    2007.07.09 Monday

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                      バンザイSAGUAROサボテン2
                      ある日のこと、ツーソンのSAGUARO公園をドライブしていたら、奇妙な形のサボテンが現われた。サボテンの花が開き終わった時期だったので、確か5月頃だったと思う。まるで両手に花を持ってバンザイをしているように見えるので、僕が祝福されているような気分になった。頭に見える部分にも花を付けているのがユーモラスである。しかし、この写真は横浜ランドマークタワーギャラリーでの個展で発表したら、あるフランス人から手首を切られた革命家に見えると言われた。いろんな見方があるなぁと感心してしまった。

                      ミュータント?SAGUAROサボテン

                      2007.07.08 Sunday

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                        ミュータントSAGUAROサボテン
                        さて、サンタフェでの話はあとにして、その前にスコッツデールのデザートボタニカルパークで見つけた奇形サボテンの写真をお見せしましょう。ミュータントSAGUAROサボテンと呼ばれて大事にされていました。公園管理事務所で撮影許可をもらい、デザートの中に入って行くと、すでに連絡を受けてレンジャーが待っていました。ちょうどサボテンの種が飛び散る時期なので、人が近付かないように注意しているのだとか・・・。
                        厳しい注意を受けながら撮影したのですが、彼等の自然に対するリスペクトが伝わってくるので、ちっとも嫌な気分にはなりませんでした。仕事だからやっているのではなく、自然を護りたいからしているのだという。ついでに彼は、サボテンの奇形は十万本に一本の割合で出現するという話を聞かせてくれました。

                        サンタフェに向かう(3)

                        2007.07.07 Saturday

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                          嵐に遭い、だいぶペースを落として運転したので、ニューメキシコ州ギャラップに着いた頃には、夕方になっていた。
                          ここからなら約3時間でサンタフェに着ける。でも、安いモーテルを見つけたので、一泊することにした。サンタフェは人気観光地ゆえにホテルもモーテルも割高になっている。
                          Sunset Motel$12.25の看板に目がくらんだのだ。モーテルの受付に行くと、インド系の小男が出てきた。$12.25の部屋はあるのかと聞くと、あれは65歳以上のシルバープライスだというではないか。結局、$29.95の料金で二人泊まることになった。その部屋の写真がこの写真である。窓も閉まらず、トイレのドアも閉まらないという最低の部屋だった。
                          しかし、安モーテルオーナーにこのインド系が多いこと。日本人と見ると料金を吹っかけてくる。言いなりに払うのは癪に触るので、料金交渉するのだがかなり疲れる。

                          サンタフェに向かう(2)

                          2007.07.06 Friday

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                            R87の虹
                            そのときの写真がこれだ。
                            雷と虹をくぐり抜けて、ようやくインターステート40号線に出た。この道は、HOPI族とNAVAJO族のリザベーションの南側に沿って走る。岩と砂漠の雄大な風景の中に続く一本道は、とても単調なので油断をすると眠くなってしまうが、僕はこの風景は結構好きだ。
                            以前HOPIの友人を訪ねたおりに、面白いものを見せてやると連れて行かれた場所がこの近くにあるのだが、そこでは沈む太陽とのぼる満月を同時に見ることが出来た。素晴らしい経験だった。

                            サンタフェに向かう

                            2007.07.06 Friday

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                              R87の稲光り
                              アリゾナ州・フェニックスからニューメキシコ州・サンタフェへ遊びに行く時のことだった。のんびり走れば約10時間ぐらいで到着するはずと、軽い気持ちで出かけたのですが、アメリカの大地は広い。出発してすぐ雷雨が襲ってきた。快晴だった空が真っ黒になって、すぐに大粒の雨がフロントウィンドウを激しく叩き付け、視界は最悪だ。目の前では盛んに稲妻が走っている。休むところも見つからないので、スピードを落として走り続けていると雨があがり、空には大きな虹がかかっている。

                              こんな日も

                              2007.07.05 Thursday

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                                ソノラデザートの夕焼け
                                砂漠の中でカメラを担ぎながら、SAGUAROサボテンの写真を撮っていると、周囲から聞こえてくるのは虫の声や鳥の鳴き声、それから風の音ぐらいのものである。自然の中に生きているのだなぁとつくづく感じさせられるのだ。廻りに何も無いので空を大きく感じてとても気持ちが良い。猛暑も夕刻には過ごし易くなり、西の空に太陽が沈む時になると、空気がきれいなせいか素晴らしい夕焼けが現れる。

                                こんなん見つけました(3)

                                2007.07.04 Wednesday

                                0
                                  傷だらけのSAGUAROサボテンアリゾナ州フェニックス郊外の公園で見つけたSAGUAROサボテンは、なぜか傷だらけだった。鳥が突ついて穴を掘り、巣にしているのは微笑ましいが、これだけ傷だらけだと痛ましい。それでも頑張って立っているサボテンは偉い。いくら保護されても数が減り続けているサボテンだけに、大事にしてもらいたいものだ。地元の人の話では、酔っ払いがおもしろ半分に銃で撃つこともあるという。

                                  こんなん見つけました(2)

                                  2007.07.04 Wednesday

                                  0
                                    アリゾナのネイティブのリザベーションの中に迷い込んだ時に現われたSAGUAROサボテン。これを見ていたら、道に迷いイライラしてささくれだった気分もすっかり和んでしまった。恐るべしサボテンパワーである。至る所に立っているサボテンだけれど、ひっそりとしたネイティブの村にあるサボテンには面白いものが多いような気もする。不思議な力が働いているのだろう。

                                    こんなん見つけました!

                                    2007.07.03 Tuesday

                                    0
                                      巨大な走るSAGUAROサボテンフェニックスから8号線をメキシコ国境に向かってドライブしていたら、AJOという小さな町に出ました。ソノラデザートの中の町は、40度をこす暑さです。車を降りて猛暑のデザートの中を歩いていたら、民家の前に現われた大きなサボテン。思わずカメラを設置して写真を撮りました。あまりの大きさにしばし暑さを忘れて眺めていると、パトカーがきて職務質問をされてしまいました。さすが国境近くの町だけに、不審な行動するとすぐ通報されるようです。